QDレーザ(6613)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(230円~320円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

QDレーザ(6613)の上場日は2月5日(金)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はSMBC日興証券SBI証券2社共同主幹事となっております。

IPO主幹事両社共にIPO愛好家好みの証券会社で、特にSMBC日興証券は口座開設後3カ月間はIPO優遇抽選(ブロンズ)対象となるため、当選確率がアップするため抽選が少し有利になります。

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尚、このQDレーザ(6613)のIPO申し込み期間は1月21日(木)~1月27日(水)までですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。まもなく今年(2021年)のIPO始動となります。

QDレーザ(6613)のIPO(新規上場)初値予想

QDレーザ(6613)のIPO(新規上場)初値予想

QDレーザ(6613)のIPO想定価格は230円~320円と幅を持たせた想定価格とかっており、平均単価で算出すると275円、現時点では公募価格(平均価格)の1.3倍~1.6倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルとも言える第一弾初値予想となっておりますが、個人的な評価についてはやや弱めC級評価に設定させて頂いております。

このQDレーザ(6613)のIPO仮条件は明後日1月20日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

QDレーザ(6613)の事業内容は半導体レーザ、網膜走査型レーザアイウェアおよびそれらの応用製品の開発・製造・販売ということで、個人的に半導体という言葉に良いイメージはありませんが、光通信用量子ドットレーザ(Quantum Dot LASER)の量産化に世界で初めて成功した企業という点でから注目度は高まりそうです。

このQDレーザ(6613)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

QDレーザ(6613)の公開規模はIPO想定価格ベース(230円~320円)で35.8億円~49.8億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は低単価な分、公募株及び売り出し株合わせて135,594枚と比較的多めにありますが、海外販売もあるため最近の傾向から半数程度まで減る可能性はあるかもしれません。

上記QDレーザ(6613)のIPO上場承認発表記事でも書きましたが、ベンチャーキャピタル大量の赤字ベンチャー企業となります。ただ網膜走査型レーザアイウェアは技術力も高く業界では有名で話題性のある企業となります。

ベンチャーキャピタルが大量にあるものの一番緩いロックアップでも公開価格の1.5倍解除となることから、逆に言うと2020年末のようにIPO地合いが強く需給さえひっ迫すれば公開価格の1.5倍までは安全圏と言えるかもしれません。

そして一番の強みはやはり新年第一号に公募割れは無いというアノマリーでしょうか。過去10年の新年第一号案件で公募割れしたIPO銘柄は地合い云々に関わらず1社もありません。それどころか11社中6社については2倍以上の高い騰落率となっております。参考までに以下に過去10年の新年第一号案件の公募価格及び初値価格、騰落率のデータを掲載させて頂いておきます。

年度IPO銘柄公募価格初値価格上昇率
2020年コーユーレンティア
ジモティー
1,890円
1,000円
2,510円
2,300円
32.8%
130.0%
2019年識学1,800円4,550円152.8%
2018年Mマート1,240円5,380円333.9%
2017年シャノン1,500円6,310円320.7%
2016年はてな800円3,025円278.1%
2015年KeePer技研2,120円3,160円49.1%
2014年Acucela Inc.1,800円2,300円27.8%
2013年メドレックス1,000円2,200円120.0%
2012年マックスバリュ九州1,250円1,300円4.0%
2011年駅探2,780円5,530円98.9%

あとはグローバルオファリングとなるため、海外配分がどの程度の割合になるかも重要な指標の一つと言えます。QDレーザ(6613)は公開規模が最大で約50億円近く、やや大きめになるということ以外はほぼ好条件が揃っているため、海外配分比率が低くならない限り公募割れは回避できそうな雰囲気ですね。

よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのQDレーザ(6613)のIPO参加スタンスは中立から全力申し込みに変更とさせて頂きます。低単価となるため単元配分となると利益そのものは少ないかもしれませんが、IPO株数自体はそこそこ多くあるため、IPO主幹事2社からしっかり申し込んでおけば当選の二文字が見れる可能性は高そうな雰囲気です。

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QDレーザ(6613)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのQDレーザ(6613)のIPO株(公募株及び売り出し株)135,594枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事114,848枚84.7%
SBI証券主幹事18,983枚14.0%
岩井コスモ証券678枚0.5%
水戸証券678枚0.5%
極東証券407枚0.3%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が20,339枚あります。

やはりこのQDレーザ(6613)のIPO株を積極的に狙いに行くのであれば主幹事2社SMBC日興証券SBI証券からのIPO申し込みは必須と言えますね。ただSBI証券のIPO抽選結果は1月28日(木)18時以降となるため、IPO抽選結果発表後に出金手続きしてもSMBC日興証券のIPOステージ制度(IPO優遇特典)の翌月以降分の判定には間に合いません。SBI証券での資金枠抽選か翌月以降のSMBC日興証券IPOステージ制度(IPO優遇特典)のどちらかを諦めるしかありません。

個人的にSMBC日興証券IPOステージ制度(IPO優遇特典)の効果はまだ実感したことがないので、さほど気にならないのですが、次世代フル板情報サービス「BRiSK for SMBC日興証券」が使えなくなってしまうのがかなり痛いので悩ましいところです^^;

<追記>
QDレーザ(6613)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:230円~320円
IPO仮条件:300円~340円

IPO想定価格は230円~320円で、その平均価格となる275円から見ると、今回の仮条件設定は窓開けとなる超強気なIPO仮条件設定と捉えることができます。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は46.7億円~53.0億円となりました。

<追記>
QDレーザ(6613)の第二弾初値予想が発表されたようです。

510円~600円

IPO仮条件が超強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてもC級評価からB級評価に格上げ、IPO参加スタンスは引き続き全力申し込みで変更はありません。

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