本日の日経平均は反落。バイデン政権の経済対策期待で買われたNY市場なりに寄り付き早々に28,801円(+167)まで上昇したものの、前日の先物主導の上振れの反動、今晩のバイデン新大統領の就任式前のポジション整理などが重石となり、引けにかけては28,500円を挟んで売り買いが交錯。

東証主力株は高安マチマチ。ジェフリーズの投資判断引き上げを材料視した住友化学(4005)の他、4188 三菱ケミカル、4185 JSR、3407 旭化成が買われた化学セクターが堅調。

中小型株は ☆ 3993 PKSHA、6569 日総工産、9418 USEN、6996 ニチコン、5922 那須電機、4113 田岡化学、6612 バルミューダ、7351 グッドパッチ、4934 プレミアアンチエイジング、2425 ケアサービス、2927 AFCなどに短期資金が流入。

日経平均 28,523円 −110、Topix 1,849 −6
225先物(3月限)28,490円、為替 103.73円/ドル
NYダウ先物 30,803ドル −25

big (22)

【ウォッチ銘柄】
△ 4480 メドレー
JPモルガンアセットの大量保有報告書(保有率5%超え)を好感!

△ 7359 東京通信
20年12月期経常益予想を2.88億円から3.6億円に上方修正。割り切り対象でケア。

△ 4324 電通
港区の本社ビルを売却する検討に入ったとの報道。売却額は3000億円規模の見込み。

△▼ 8060 キャノンMJ
20年12月期経常益予想を277億円から352億円に上方修正。売り買い双方でケア。

☆ 3993 PKSHA 
1/12 + 1/15 ≒ 2,600 → 1/20 3,190 +570 22.6%上昇
「ボラティリティ高め、マザーズDX関連銘柄」の観点から、年を跨いで5日で24%上昇したKAIZEN(4170)の後継銘柄として、1/12 2,640円台から参戦 → 先週末 2,550円付近での買い増し...と展開。

本日は大幅続伸により会員サークルでお伝えしてきた短期目標の3,000円超えを達成。11月のラクス(3923)以来となる「初日の打診買い後、下落局面での買い増しが効いた後の大幅高」となりました。

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※ ご提案としてはテクニカルの過熱感を踏まえて新規買い対象からの除外、利確をこなしながら☆★新規買い対象銘柄への乗り換え優先としていますが、中長期的には新値更新(3,520円超え)を狙いうる環境は継続していると判断しています。

よって、安値玉の一部を残したまま、投入枠を半数程度に減らした上での継続策も妙手。

その際は「高値持ち合いによるテクニカル調整後の一段高」をイメージしながら、2,900円付近までの押し目買い直しスタンスで臨んでください。2/10の決算に対しては、セオリー通り「予定数の半数での決算跨ぎ → 順張り対応」がおススメ。

■ 後記 : 本日のマザーズ商い上位30銘柄中における前日比5%超の上昇銘柄は、直近IPOを除くと ☆ 3993 PKSHA、3914 ジグソー、4934 プレミアアンチエイジングの3銘柄のみ。同条件のジャスダックは6銘柄の低水準。昨日の日経大幅高局面でもともに5銘柄にとどまった経緯から、 日経の騰落に無関係な個別物色意欲の停滞 ≒ 潜在的戻り売り・投げ売りバイアスに要注意。

では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!☆