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• 1月の相場は波乱含みと言われるがドル円相場はパッとしない
• 来週はFOMCがメイン材料だが、更なるドル売りに警戒
• バイデン大統領就任ではやはりご祝儀はなし。様子見のノーポジ

1月の相場は波乱含みと言われるがドル円相場はパッとしない

今週もお疲れ様でした！週末は埼玉もかなり冷え込み、雪が降ったところもあるみたいですね。

こんな状況ですので、くれぐれも体調を崩さないように注意してください(✻´ν`✻)

そんな中で今週はバイデン大統領の就任式、元FRB議長であったイエレン財務長官の公聴会がありました。

イエレン氏を知らない人は「このお婆さん誰だよ？」って感じかもしれませんが、現FRBパウエル議長の前の議長がこのイエレン氏です。おばあちゃんですが、発言は鋭くやり手です(　･`ω･´)ｷﾘｯ

今回の公聴会で私が気になったのは、為替政策についてです。「弱い為替相場をアメリカが目指すことはない」と繰り返し強調はしたものの、トランプ政権の時に何度も言われていた「強いドル」については一切言及しなかった点ですね。

大統領が変わったのでカラーはもちろん変わりますが、現状のドルを考えるとハト派的と捉えられる発言した。

市場も今後の為替政策を期待していただけにハト派な回答結果に落胆、ドル円は一時103.3円まで下落しましたね。

その後は米経済指標の良好な結果から103円台後半で週末を迎えましたが、足元の指標で何とか持ちこたえているものの中～長期で見ると上値が重い、ちょっとパッとしない相場になっています。

来週はFOMCがメイン材料だが、更なるドル売りに警戒

週末に持ち直したドル円相場ですが、テクニカル的に見てもこのまま続伸して104円台へは難しいと考えます。

この雲に上値を抑えられているような状態なので、上昇しても104円までが限界or横ばいで週明けはスタートしそうです。

ファンダメンタルズ的にも織り込み要素が多い

すでにFRBパウエル議長・イエレン米財務長官がハト派的な姿勢をとっているので、FOMCでサプライズがない限りはドル売り基調で変わらずです。すでにその部分は織り込まれている（相場に反映されている）部分が大きいですが、「なんだFOMCでも変わらずか…」という落胆があれば、更なるドル売りに警戒が必要ですね。

NYダウ平均株価もバイデン大統領の就任で市場最高値を更新した訳ですが、コロナ被害や分断されたアメリカの情勢を考えるとこの先も安泰とは言い切れません。

「噂で買って事実で売る」が体現される週かも？

相場の格言で「噂で買って事実で売る」というものがあります。特に株式市場でこの傾向が強く、物事の噂や希望の状態で株は買われます。そしてそれが成就すると「材料出尽くし感」もあり、売られる傾向が強いです。

これは為替相場でも起こり、バイデン氏就任で米株最高値→材料出尽くしから株価下落→ドルも釣られて売りという動きも考えられます。

実際には長期金利などの関係もあるのでイコールにはなりづらいですが、就任式が無事に終わり1つの区切りとなったことは明確です。

まだ為替相場や世界情勢が「この先どうなるか？」は明確ではないので、まずは1日・1週間を地に足つけて取引していきましょう！来週の詳しいドル円想定は次節にて行います(✻´ν`✻)

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バイデン大統領就任ではやはりご祝儀はなし。様子見のノーポジ

正直今年の1月はトレードしづらいですね。毎年1月はそれなりにボラティリティー（値幅）が生まれる印象ですが、今年は先行き不透明さが否めません。

今週はトレードできたとすれば金曜日の夜でしたが、上値が重いことも理解していたので今週はノーポジでした。

先週想定していた動きの範囲内でしたが、今週も夜中に動く場面が多くトレーダーによって収支が分かれた週だったと思います。

1. 20日バイデン氏就任式で混乱が広がれば103円付近までの下落も

2. 米株安・長期金利の低下から103.3～103.5円への円高ドル安基調

3. 上目線は104円と今週高値104.3円が1つのラインだが新材料がないと難しい

値幅だけで言えば21日（木）深夜の103.75円から103.50円のボラが一番取りやすかったと思います。ただバイデン大統領就任式前であり、この早い動きでは私も入れませんでしたね。

またツイートでも発信しましたが、底値103.3円あたりからさらに103円まで向かうのであれば、ここも売りで入りたかったポイントでした。

今週は私のように想定内をすり抜ける形で相場が進んだ方も多かったと思うので、これはこれで仕方がないと割り切ることも重要です。為替相場はいつでも動きているので、またチャンスがくると私は考えています！

逃した魚は影だけ見えて大きく感じますが、次に来る魚はそれ以上の可能性も十分にありますからね(๑´ω`๑)♡

1. 材料出尽くしからの横ばい・レンジ化 103.5～104.0円

2. FOMCからの更なる失望ドル売りがあれば半戻しの103.5を割るかが1つのキー

3. 先週底のラインも分厚くなりつつあり、103.3円辺りも節目になりそう

4. 高値は先週高値104円までは考えられるもサプライズがない限り越えるのは厳しめ

フィボナッチ・リトレースメントは、11月の高値・1月の安値と1月高値・安値の2つを重ねています。少し見づらいかもしれませんが、ラインが合わさっているところに注目です。

レンジ相場になるなら、1の間で利益を出すことも可能です。先週も9割がた1の範囲内で動いており、少しレンジ相場を考えたトレードをしないといけない時期かもしれません。

1月の直近を高値・安値を見ると、半戻しがちょうど103.5円。また先週耐えた底値の103.3円あたりに長期のラインも重なっていることがわかると思います。

キリ値として意識される103.5円、また103.3円をどのように割るか？でその後のドル売りの動きを図れるポイントです。

大筋は売りで利益を出す方向で考えながら、レンジになる展開も想定するのが良いと思います！来週も無理せず、あなたらしくお過ごし下さい(✻´ν`✻)

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