FX専業トレーダーの手取りはいくら? 税金・社会保障費との関係

国内FXの税金は源泉分離課税の20%です。安くはないけど高くもないはず。でもこれ以外に社会保障費や消費税なども徴収されます。FX専業トレーダーのTochiの場合、一体いくら稼いだらいくらの手取りがあるのでしょうか?

 

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 白色申告・無職のケース 

FXトレーダーと言っても法人化していたり、中には青色申告をしている人もいる様ですし、住む場所によっても住民税や国保の金額が変わってきます。そこで今回は白色申告(無職)のFXトレーダー、神奈川県在住の場合を計算してみました。

 

 

横軸がFXで稼いだ額。オレンジの棒グラフが手取り、ブルーの棒グラフが社会保障費+税金です(左軸、万円)。消費税は考慮していません。灰色の線グラフがFXの稼ぎに対する税金・社会保障費の比率(右軸、%)です。

なお、Tochiの場合は専業ということもあり、メルマガやパソコン購入費、家賃や電気代の一部をFXの必要経費として申告しています(*認められるとは限りません。所轄の税務署にお尋ね下さい)。

 

この計算をしたのは、FXは株と比べると税制が不利で税金が多いことが気になったためです。

アーリーリタイア生活の決め手は節約より副収入よりダントツで税金!

 

一番の違いは株の場合、特定口座の申告不要制度が使えるため利益が出ても社会保障費が増額されない点でしたが、FXでもその恩恵を受けようと思うと100万円以下程度まで稼ぎを落とす必要があることがわかりました。特に国保減額の所得基準が極めて厳しい事が要因です(*場所によって異なる可能性あり)。

 

200万円も稼いでしまうと稼ぎに対する税金・社会保障費の比率は22%まで上昇し、その後300万円以上では26~27%程度で一定であることから、白色申告のFXトレーダーの場合、社会保障費を抑える目的で稼ぎを減らすのは合理的では無いと言えそうです。

なお、高いのは国保ですが、上限が100万円程度でシーリングされる様なので、むしろもっと沢山稼げば社会保障費の比率を抑えることが可能になります。んな無茶な・・。

 

願わくば、ドル円や豪ドルに連動する株式ETFが出来てくれればいいのに… (-_-;)できればハイレバで…

 

既にある模様!

 豪ドル:FXA

 日本円:FXY

 ポンド:FXB

 ユーロ:FXE

一応レバレッジ型もあるみたいだけどどうなんだろう・・。純資産がかなり少ないかなぁ~。ぬおっ、国内証券で買えなーーーい!やっぱ海外証券口座作っとけばよかったーーーー (T_T)

ref) https://www.180.co.jp/world_etf_adr/etf/currency.htm

 

まあ、現実的には通貨のボラは株等と比べると極端に少ないためハイレバじゃないと殆ど意味がありませんので、こんなのをやる位なら海外FX口座で雑所得総合課税にして、副業とか他の損失とぶつけて利益を消(ピーーーー自主規制!)

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