今買いたい大化け候補銘柄 1月29日

 

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄

インソース <6200>
21年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比58.8%増の6.5億円に拡大した。併せて、10-3月期(上期)の同利益を従来予想の6.5億円→9.5億円(前年同期は6.2億円)に46.2%上方修正し、増益率が4.3%増→52.5%増に拡大する見通しとなった。なお、通期の同利益を従来予想の14.5億円(前期は7.9億円)を据え置いた。直近3ヵ月の実績である10-12月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の25.5%→35.6%に大幅上昇した。

テイツー<7610>
上限を100万株(発行済み株数の1.46%)、または1億円としており、取得期間は1月26日から2月26日まで。株主還元の充実及び資本効率の向上を図るとともに、将来の機動的な資本政策を可能にするためとしている。

<6723> ルネサス
世界の半導体大手が自動車や通信機器向け製品の値上げに踏み切ると報じられている。需要急増に供給が追いつかず、生産委託先を確保するための費用もかさんでいるようだ。同社でも顧客企業にマイコンなどを対象とした製品価格の値上げを要請したと伝わっており、値上げ幅は車載向けで平均数%、サーバーや産業向けなどで1-2割とみられているもよう。製品値上げによる収益水準の高まりが想定される形となっている。

<4005> 住友化
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価も380円から850円にまで引き上げた。石油化学、健康・農業関連事業セグメントの上振れ、医薬品における新たなロイヤリティ収入織り込みなどで業績予想を引き上げ。22年3月期営業利益は1910億円を予想、コンセンサスを31%上回るもよう。なお、同証券では旭化成や宇部興産も買い推奨に格上げ。