おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸。利益確定売りに押されて寄り付き早々に31,338ドル(−183)まで下落したものの、直近の騰勢により押し目買い需要や良好な1月小売売上高(前月比+5.3%、市場予想+1.1%)などが下支えとなった他、1月FOMC議事録を経た「FRBの低金利政策の長期化」思惑の高まりも追い風に、引けにかけてじりじりと上値を切り上げる展開に。個別では原ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイによる新規取得が好感されたベライゾンとシェブロンが指数高を牽引。ナスダックは長期金利の上昇傾向が重石となって続落。

NYダウ 31,613ドル +90、ナスダック 13,965p −82
米10年債利回り 1.283% −0.015為替  105.87円/ドル
NY原油 61.14 +1.09、CME225 30,345円

NYダウのテクニカルは10日線に下値抵抗を示した陽線引けにより上値模索トレンド継続が本線。ただし、11月以降の米株高をリードしてきたアップルとテスラが11月以降のサポート割れにより調整優位の形状と化している事には要注意。

big (20)

□ 本日の展望 : 売り買い交錯
CME225なりにリバウンド優位で寄り付いた後、引けにかけては押し目買いと利確売りが交錯する方向感の乏しい展開が本線。想定レンジは30,150 〜 30,500円。

★ 本日の戦略 : 地合い悪化と物色の正常化の両備え!
「米債券売り(金利は上昇)株式買い・ドル円高」の巻き戻しによる下振れリスクに備えるべく、弱テクニカル銘柄やストレス玉の大胆な縮小、通常より厳しめの手仕舞い条件の設定と事前指値による徹底、保有銘柄数の絞り込みなどを優先。

その上で、流動性高め・好テクニカル銘柄からテクニカルやテーマ性を分散したポジション形成 → 押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスにより(全体需給が急激な悪化を回避した場合の)物色の正常化に備えていきたいところ。

★ 古河電池(6937)を中心に☆★Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

【ウォッチ銘柄】
△ 2788 アップル
20年12月期経常益予想を3.06億円から5.01億円に上方修正。割り切り対象でケア。

△ 6630 ヤーマン、3660 アイスタイル etc
EC関連も物色の正常化による復調が期待されます。打診買い → 順張り要員で注目。勘助氏のラクーン(3031)も同様。

☆ 本日からの新スポット銘柄
米大型経済対策とワクチン接種による設備投資関連への見直し機運 + アルファを背景とするディーラー資金の流入加速を見込み、本日から仕込みを開始!

『 濃霧中の速度制限!』

では 本日もよろしくお願いします。