おはようございます。

昨日のNY株式市場は4日ぶりに反落。最高値更新モードによる利確バイアス、週間新規失業保険申請者件数の悪化、コンセンサスを下回ったウォルマートの決算などを重石に売りが先行。10時台に31,285ドル(−327)まで下落した後、引けにかけてはテクニカル要因(10日線の下値抵抗感)、FRBの超低金利政策の長期化思惑などが支えとなり、31,500ドル水準で取引を終了。ナスダックもテスラ、フェイスブックが売られて続落。

NYダウ 31,493ドル −119、ナスダック 13,865p −100
米10年債利回り 1.288% −0.010為替  105.64円/ドル
NY原油 60.52 −0.62、CME225 30,120円

big (5)

□ 本日の展望 : 利確賛成ムード継続
火曜高値の30,714円を目先天井とする調整ムード継続が本線。想定レンジは29,900 〜 30,300円。(昨日終値30,236円) 中小型株に関しては直近のテクニカルと市場マインドの悪化が顕著なだけに、日経安への過剰反応連鎖的投げ売りに要注意。

★ 本日の戦略 : 続・需給悪化リスクへの対応を優先!
日経平均(先物)に関してはコロナワクチン接種、米大型経済対策、ドル円トレンドの陽転などを背景に来週も底堅い推移が予想される一方、個別全般に関しては潜在的(戻り)売りバイアスの増幅により「本気買いはストレス過多」な状態の継続が懸念されます。

よって、本日も弱テクニカル銘柄やストレス玉の大胆な縮小、通常より厳しめの手仕舞い条件の設定と事前指値による徹底、保有銘柄数の絞り込みなどによる需給悪化リスクへの備え & 市場マインドの正常化待ちを優先。その上で、継続予定銘柄に関してはターゲットと的を絞った押し目買い(上昇時の売りすぎ注意)スタンスを継続。

★ 古河電池(6937)を含む★☆Sラボ3銘柄も昨夕の戦略を踏襲。足元の全体需給の不安定さ、来週火曜の祝日や月末の特殊需給などを踏まえれば、余力の増減でストレスをコントロールしながら、買い条件内は腰を据えて臨んでください。

【ウォッチ銘柄】
△ 5957 日東精工
「医薬用生体内溶解性高濃度マグネシウム」の開発に成功。PTSで材料視。

△ 3396 フェリシモ
21年2月期末配当予想を5円から15円に上方修正。決算絡みではダイトロン(7609)もケア。

△ 3678 メディアドゥ
日本の漫画やアニメなどの人気交流サイト「マイアニメリスト」を運営子会社に対して、講談社など出版大手3社が
第三者割当増資で12億円を出資すると発表。

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『 全体を俯瞰できる距離を保つ!』

では 本日もよろしくお願いします。