ベビーカレンダー(7363)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(2月19日)IPO新規上場承認発表された4社のうちの1社です。

IPO新規上場承認発表4社2021.2.19

すでに1社のSharing Innovations(4178)のIPO詳細については下記記事でご紹介させて頂いておりますので、よろしければご覧下さいませ。

残り2社のイー・ロジット(9327)ブロードマインド(7343)についてはまた後ほど別記事にてそれぞれご紹介させて頂きますので、今しばらくお待ち頂けますと幸いです。

ベビーカレンダー(7363)の上場日は3月25日(木)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はSharing Innovations(4178)に続きまたもやSBI証券となっております。これまたIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がりそうですね。

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ベビーカレンダー(7363)のIPO(新規上場)情報

設立:1991年4月5日
業種:サービス業
事業の内容:妊娠・出産・育児向けの情報メディア事業及び産婦人科向けの経営支援ソリューション事業

ベビーカレンダー(7363)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード7363
名称ベビーカレンダー
公募株数85,000株
売出し株数80,000株
オーバーアロットメント24,700株
IPO主幹事証券SBI証券
IPO引受幹事証券SMBC日興証券
岩井コスモ証券
松井証券前受け金不要
マネックス証券100%完全抽選
楽天証券100%完全抽選
藍澤證券
極東証券
むさし証券
SBIネオトレード証券委託幹事
ネオモバ委託幹事
IPO発表日2月19日(金)
上場日3月25日(木)
仮条件決定日3月8日(月)
ブック・ビルディング期間3月10日(水)~3月16日(火)
公開価格決定日3月17日(水)
IPO申し込み期間3月18日(木)~3月23日(火)
時価総額32.1億円
吸収金額7.3億円
想定価格3,880円(388,000円必要)

そしてこのベビーカレンダー(7363)のIPO主幹事はSBI証券となっていることから、これまたSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)のIPO幹事入りも期待できそうですね。IPO申し込み時の前受け金も不要なのでありがたい証券会社です。

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ベビーカレンダー(7363)のIPO(新規上場)事業内容等

ベビーカレンダー(7363)の事業内容は前身の会社である日本テクト株式会社の産婦人科向けのITによる経営支援サービスとクックパッド株式会社の子育て支援サービス「ベビー&ママ」を前身として事業をスタートさせ、妊娠及び出産される方の環境までを含めた支援を行っており、妊娠や出産に従事される産婦人科向けの事業のサポートを医療法人営業部にて行い、専門家監修による妊娠・出産に関する情報提供等による妊産婦向けのサポートをメディア事業部にて行っており、メディア事業を主軸に事業の拡大を図っています。

ベビーカレンダー(7363)IPOイメージ画像

メディア事業

ベビーカレンダーが運営する妊娠・出産・育児領域の専門サイト「ベビーカレンダー」を広告媒体として、インターネット広告枠の販売を行うものであり、同サイトは妊娠中のプレママ・子育て中のママとパパに医師・専門家監修の安心かつ信頼できる妊娠・出産・育児の情報を提供することで、ママとパパが安心して赤ちゃんを産み、笑顔で子育てできるようサポートする内容となっております。
ベビーカレンダー(7363)IPOメディア事業

産婦人科向け事業

産婦人科が抱える様々な課題に対してITを介したソリューションを提供しており、産婦人科毎にカスタマイズしたコンテンツをiPadに搭載して提供する「ベビーパッドシリーズ」やホームページの制作・保守管理、その他、診察予約システム、エコー動画館など幅広いラインナップで産婦人科の課題解決を実現するトータルソリューションを展開しております。
ベビーカレンダー(7363)IPO産婦人科向け事業

Webマーケティング事業

顧客企業が抱えるマーケティングの課題解決に主眼を置き、課題解決のためのWebマーケティング施策を受託にて企画・提供しております。
ベビーカレンダー(7363)IPOWebマーケティング事業

【手取金の使途】
手取概算額296,416千円については第三者割当増資の手取概算額上限88,169千円と合わせた、手取概算額合計上限384,585千円について、既存システムの開発投資に100,000千円、新サービスの開発投資に100,000千円、人材採用費及び人件費として80,000千円、広告宣伝費として104,585千円を充当する予定であります。
なお、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ベビーカレンダーのIPO目論見書より一部抜粋)

ベビーカレンダー(7363)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ベビーカレンダー(7363)の市場からの吸収金額はIPO想定価格3,880円としてオーバーアロットメント含め7.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。何よりIPO株数が公募株及び売り出し株合わせてわずか1,650枚しかないので争奪戦の匂いがしますね。

正直、久しぶりにまとまりのないめちゃくちゃわかりにくい目論見書に当たりました。伝えたいことが多過ぎるのでしょうね。それを全部紙で伝えようとするから余計にわかりにくくなるという負の連鎖を感じました。管理人だけかもしれませんが、もう少し管理人のような低能にでもわかるような内容にしてほしいです^^;

ベビーカレンダー(7363)の事業内容は要するに妊娠・出産・育児領域の豊富なコンテンツの入った専門サイト「ベビーカレンダー」の運営を行っている企業ということで良いですかね。元々は経営コンサルタント業務を行っていたようですが、クックパッドに子会社化されて、いつの間にやら産婦人科向け事業に転身したような感じでしょうか。

ベビーカレンダー(7363)IPO沿革

雰囲気的には昨年(2020年)10月に上場したカラダノート(4014)が事業内容的には近しいところでしょうか。ちなみにこのカラダノート(4014)の公開規模は7.7億円で、公募価格450円に対して付いた初値は2日目で4.2倍となる1,890円と好スタートとなっています。

管理人も弱小ながらもサイト運営者という立場になるますが、サイト運営者目線で見ると以下の月間PV(ページビュー)数及びUU(ユニークユーザー)数の増加っぷりは目を見張るものがあります。ちなみに興味無いかもしれませんが、当ブログのPV(ページビュー)数はブログ最下部の左に数字があるので、そこにマウスを乗せれば表示されます。ベビーカレンダーとは桁違いですが^^;

ベビーカレンダー(7363)IPO月間PV数

株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株が1社10,000株のみありますが、ロックアップ条項はありません。その他既存の上位大株主には180日間のロックアップが掛かっていますが、高谷コンサルティングの代表者さんと思われる方の153,500株のみ公開価格の1.5倍になれば解除され売却可能となります。

公開規模はIPO想定価格(3,880円)ベースで7.3億円と小さく、IPO株数は公募株及び売り出し株合わせてわずか1,650枚しかありません。業態人気があるかないかはやや微妙なところで、セクターはサービス業となっていますが、情報・通信業となってもおかしくない事業内容から、結局は人気化することが予想されます。初値評価はA級評価で間違いないでしょうね。ただS級評価まで行くにはやや物足りないかもしれません。

ただ仮条件が上ブレされて4,000円ほどの値ガサ株となれば、そこそこ多くのリターンが見込めそうですね。よって管理人の個人的なこのベビーカレンダー(7363)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。大手初値予想会社の見解によってはもしかするとIPOチャレンジポイントを使用する可能性もあるかもしれませんが、そこまでの予想にはならないような雰囲気は感じます。

Sharing Innovations(4178)の記事でも書かせて頂いており、これはポイント使い煽りではないということを前提にお伝えさせて頂きたいのですが、このベビーカレンダー(7363)とSharing Innovations(4178)はIPO主幹事がSBI証券ということでIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がると思いますが、日程的にはどちらかにしか投入できないので、その分ポイントが分散されて意外と低いポイントでのIPO当選が可能となるかもしれません。あくまでも管理人の勝手な憶測です。

Sharing Innovations(4178)IPOベビーカレンダー(7363)IPOSBI証券

今回もしっかりとSBIネオモバイル証券に委託する予定と明記があります。そのうちSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)も入ってくるでしょうか。

ベビーカレンダー(7363)IPOSBIネオモバイル証券委託

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ベビーカレンダー(7363)のIPO(新規上場)業績等

ベビーカレンダー(7363)のIPO経営指標
ベビーカレンダー(7363)IPO経営指標

ベビーカレンダー(7363)のIPO売上高及び経常損益
ベビーカレンダー(7363)IPO売上高及び経常損益

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