人新世の資本論 | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

資本主義って平たく言うと「株主義」です。資本≒株なんですね。
資本注入って言ったら、株買う事。資本業務提携って言ったら、株買って一緒に仕事すること。資本関係って言ったら、株の保有関係のこと。

資本主義は、狭義にはみんなでお金を出し合って、新しいことや大きなことに対して、リスクを分け合って取り組むことを意味しますから、大変結構な仕組みだと思います。

渋沢栄一翁は、この仕組みを日本に取り入れることで明治時代の近代化に貢献したのです。

ただ、「金儲けしたい」という欲望が、そのスタート地点にありますので、イロイロ問題を起こします。

 

 

まだ半分ほどしか読んでいませんが、「環境問題や格差社会の是正のために、成長を諦めて社会主義に移行しよう。でないと人類は滅びる一歩手前まで来てるよ。」という主張も、基本的には資本主義の仕組みではなく、その出発点である「金儲けしたい」前提の方を問題視しているのです。


一方で、ESG投資は資本主義のパワーを活かしながらも、環境や社会性を重視した投資判断をすることで人類滅亡を避けようぜって動きです。


つまり、資本主義を維持しながら、社会をもっと良くしよう。という動きが加速しているのです。


私自身は個人投資家≒株主義者≒生粋の資本主義者ですから、どっちかというと、後者を応援したいんですが、


現実は、競輪場ヤジ軍団さながらの、嘘と悪口と驕慢と絶望を押し付けてくる、最悪の腐れ縁の友人ですからね。


時々、そろそろ、こいつと縁を切らなきゃって、思っちゃいます。


そのうち、革命か何かが起こって、風の時代=社会主義時代になっても、これじゃあ仕方ないな。とも思います。


そん時に、株の本書いてるやつ=A級戦犯となって、魔女狩りにあわんように、ちっとはまともな事も書いとかんとアカンのでしょうね。