おはようございます。

昨日のNY株式市場は暴落。(お伝えしてきた)10年債利回りの1.5%超えをきっかけとしてハイテク株を中心に高PER銘柄に売りが先行。 米アトランタ地区連銀総裁の金利上昇容認発言も「FRBの早期利上げ思惑」を通じて株価の足かせとなって昼過ぎに節目の31,500ドルを割り込むと、小反発を経て引けにかけて売り直される展開。ダウ構成銘柄はほぼ全面安。マイクロソフト、アップル、インテルなど主役クラスの他、ボーイング、レイセオンなど指数高に便乗してきた銘柄群にも売りが波及。ナスダックもGAFAM、テスラが売られ、前日比3%超急落。

NYダウ 31,402ドル −559、ナスダック 13,119p −478
米10年債利回り 1.194% +0.105為替  106.20円/ドル
NY原油 63.53 +0.31CME225 29,620

big (3)

□ 本日の展望 : 弱気優位 ± 米債券先物需給
CME225にサヤ寄せした急落スタート後、引けにかけても週末・月末のポジション整理需要や見切り売りバイアスがネックとなる弱含みの推移が本線。米債券先物に絡めた乱高下、売り一巡後のリバウンドが甘い場合の先物での売り攻勢による二段安には要警戒。

★ 本日の戦略 : 体勢の建て直し → 買い場探し!
米10年債利回り1.5%超えをきっかけとするNY株の急落は、昨日の寄り前にお伝えした流れに沿う展開であり、直近の慎重策 & ☆★Sラボ銘柄の絞り込み + 一部空売り注目はこの時のためのものまた、日経先物の29,500円台までの急落についても、昨日昼のコメントで触れた「日経値上がり寄与度1−3位をソフトバンク(9984)、ファストリ(9983)、ファナック(6954)が独占した日経急騰は先物での短期筋による仕掛け買いの可能性が高く、その反動安に要注意」でカバーした経緯。

すなわち、昨日の日米先物の暴落にサプライズ感は少ないため、売買戦略としては底打ちタイミングを見極めながらの強気度アップが“手順”となります。

本日中はカレンダー要因(週末・月末)の影響が大きく、調整が短期に留まるか3月のFOMC前後まで続くかの形勢判断は困難なため、基本通り「悩んだら買いは様子見・手仕舞いは実践」で臨むことで、調整局面の長期化と仕込みのための余力拡充を優先してください。

※ 米長期金利の1.5%超えは米景況感の良化を背景とする健全な事象と確信していますが、今朝の段階での「長期金利の上昇の意味と影響」についての掘り下げは、かえって売買決断の妨げになると考えるため割愛します。

【ウォッチ銘柄】
▼ 2516 マザーズ指数(売)
本日の下落局面は一部利確とストレス玉の損切りとセットに。ブイキューブ(3681)、JTOWER(4485)も同様。

『 小波に惑わされず、大きな波動にリズムを合わせる !』

では 本日もよろしくお願いします。
    
 

★☆Sラボ銘柄戦略
: 直近の地合いの乱高下局面とフェローテック(6890)の急騰を利用してポジション整理を進め、昨日時点では買い提案は★ 火曜からの新主力銘柄のみに集約。本日の地合い悪化を迎えるにあたり少なからぬアドバンテージを生かすべく、☆ 本日からの新スポット銘柄の仕込み含めで『周囲の半歩先』を堂々と!

★☆ 3/1〜10スタートコースの新会員さん募集開始!
本日中にお手続きいただいた方には、スタート期間を前倒しして本日中にID・パスワードをお送りします。

ご入金確認後は速やかなご連絡を意識していますが、現会員さんの月末の更新を重複するため、お時間いただく可能性もあります。ご了承ください。お急ぎの場合はお手続き後、お声をおかけいただけると助かります。

       

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