Appier Group(4180)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,400円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

Appier Group(4180)の上場日は3月30日(火)スパイダープラス(4192)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は3社共同主幹事でSMBC日興証券みずほ証券BofA証券となっております。SMBC日興証券は口座開設後3カ月間はIPO優遇抽選(ブロンズ)対象となるため当選確率がアップします。

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尚、このAppier Group(4180)のIPO申し込み期間は3月15日(月)~3月19日(金)となっており、ちょうどこの頃は同期間のIPO申し込み被りが微妙にズレているため、上手に申し込み日をズラしながらIPO申し込みをすれば資金不足に陥ることは無いかと思います。ただ申し込み日をズラすと抜けや忘れが生じる可能性があるため、IPO申し込みを考えている方は抜けやお忘れの無いようご注意下さい。

Appier Group(4180)のIPO(新規上場)初値予想

Appier Group(4180)のIPO(新規上場)初値予想

Appier Group(4180)のIPO想定価格は1,400円となっているため、現時点では公募価格の1.4倍~2.1倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの初値評価となっており、個人的な初値評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。当初はC級評価でしたが、今回B級評価に引き上げております。

このAppier Group(4180)のIPO仮条件は明日3月12日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

Appier Group(4180)の事業内容は最先端の機械学習を活用したAI技術によって、マーケティングとセールスの領域において、企業の持つデータが真の価値を発揮することを可能にするAIプラットフォームの提供ということでIPO市場では人気化しやすいAI(人工知能)及びSaaS(クラウド)関連となります。

このAppier Group(4180)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

Appier Group(4180)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,400円)で264.2億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては大型サイズとなり、荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて178,905枚とかなり多くありますがグローバルオファリング(海外募集での資金調達)となるため、予定国内配分株数は65,654枚となります。

そして今回のこのAppier Group(4180)の一番のポイントはやはりこのグローバルオファリングとなっている点で、募集株式内訳予定が「国内公募株式48.0%、国内売出し株式25.0%」に対して「海外公募株式52.0%、海外売出し株式75.0%」とすでに海外販売比率が多くなっているという部分にあるでしょうか。人気度合い(ブックビルディング)によっては更なる海外分増加もあり得るかもしれません。

IPO想定価格(1,400円)ベースで264.2億円と東証マザーズ銘柄としては大型となりますが、海外勢が強気に来れば難なく吸収できる規模です。すでにこのAppier Group(4180)のIPO新規上場承認発表時の記事でも書きました通り、昨年(2020年)12月に上場したプレイド(4165)がそれを証明しています。しかもプレイド(4165)の上場日は5社同日上場という悪条件の超過密スケジュールでした。

それに比べ今回のAppier Group(4180)の上場日は3月30日(火)スパイダープラス(4192)2社だけの同日上場、前後にも一定程度の余白がある比較的緩いスケジュールとなっており、そこに加え事業内容がAI(人工知能)及びSaaS(クラウド)関連とIPO市場では鉄板と言える人気業態となるため、内容的にも好条件となり初値は堅調にスタートしそうです。

よって管理人の個人的なこのAppier Group(4180)のIPO参加スタンスは当初の中立から全力申し込みに変更させて頂きたいと思います。冒頭でも申し上げている通り当初の初値評価はC級評価でしたが、まだ時期尚早かもしれませんが、一旦はB級評価に引き上げたいと思います。

ただIPO株数が多いとは言え、人気化することが見込まれればIPO当選は簡単ではないと考えられます。上述のプレイド(4165)も比較的IPO株数が多かったものの海外配分が増えたこともあってIPO当選は困難だったはずです。管理人自身も一番引き受け株数の多いIPO主幹事みずほ証券からは頂くことが出来ず、平幹事のSBI証券から100株のみIPO当選を頂くので精一杯だった感じです。もちろん運頼りです。

Appier Group(4180)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのAppier Group(4180)のIPO株(公募株及び売り出し株)65,654枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事39,391枚60.0%
みずほ証券(主幹事19,696枚30.0%
BofA証券(主幹事2,298枚3.5%
野村證券前受け金不要2,298枚3.5%
楽天証券100%完全抽選657枚1.0%
SBI証券657枚1.0%
UBS証券657枚1.0%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が9,847枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであればやはりBofA証券を除くIPO主幹事SMBC日興証券みずほ証券からの申し込みは必須と言えます。あとは100%完全抽選楽天証券も割り当て予定数が600枚超えとなっていることから当選確率はいつもよりは高くなりそうです。いずれにしてもIPO株数がそこそこ多いことから申し込める証券会社からは申し込んでおいた方が良いという結論が手っ取り早いでしょうか^^;

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<追記>
Appier Group(4180)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,400円
IPO仮条件:1,400円~1,600円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は274.6億円~313.8億円となりました。

売出株式が741,700株増え、国内海外の募集内訳も以下の通り変更されています。

国内公募株数:4,362,400株 → 2,697,400株
海外公募株数:4,738,600株 → 6,403,600株
国内売出株数:2,203,000株 → 2,203,000株(変更無し)
海外売出株数:6,586,500株 → 7,328,200株

<追記>
Appier Group(4180)の第二弾初値予想が発表されたようです。

3,000円~3,200円

IPO仮条件が強気な設定となったことや海外配分が増えたことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無しで、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更無しと致します。

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