■ 今週の展望 : リバウンド基調継続 ± イベントリスク
今週の日本市場は、米大型経済対策やコロナワクチン普及による警戒回復期待、テクニカル良化(10日線からの上放れ、MACDの低位ゴールデンクロス見込み)による市場マインドの良化などを追い風とする堅調地合いをベースに、以下のイベントに絡めた環境の変化を加減した推移へ。想定レンジは3月SQ値(29,282円)や節目を意識した29,300〜30,200円

イベント(1)日米中銀会合
FOMCは(NY展望で触れたように)長期金利の騰勢に釘を刺しながらも、現状のインフレ率の上昇を許容する言動が本線。日銀会合に関しては、長期金利の許容変動幅を含む「金融緩和策の点検」内容に注目。両イベントともに買い材料視される可能性も小さくないとみていますが、売買戦略上は短期的な下押しのトリガーとして要注意。

イベント(2)政治・外交
16日の米国務長官と茂木外相との会談、日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)、18日の米中高官協議を受けた日米中の貿易や安全保障上の懸念の高まり → 利確賛成ムード突入...もリスクシナリオとして念頭に。

その他、月曜の1月機械受注や中国マクロ指標、週末にかけて散発する米マクロ指標に関しては株価への影響は限定的となりそうです。

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中小型株に関しては、マザーズ指数の底打ち反騰トレンド入り気配を好感した良好な流れに期待。焦点は「割安株物色の賞味期限」を中心に、ハイテク関連・主役クラス・IPO関連に対して物色意欲が高まるか否か。

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では 今週もよろしくお願いします!☆
    


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3/13 【8411 みずほ】ここまで続くと、金融資本によるみずほ潰しの線も出てきますね。→みずほ銀行で新たな障害、海外送金に遅れ 頭取が会見へ 

3/11 当面の技術力では、経済衰退を許容する覚悟がなければ、お花畑政治家やマスコミが謳う脱炭素と脱原発の両立は困難。菅首相がどっちを重視するか注目。→ 菅政権グリーン戦略、原発増強の決断迫る−震災後のタブー破るか 

・ ドル円の長期展望に際しては、今後のコロナ破綻の増加、新興国財政リスクなども考慮する必要あり。すなわち、長期的ドル相場の方向性は上。ただし、日本のデフレ基調により対円での上値は限定的。→ 「110円を大きく超える円安」の可能性が低い構造的理由  

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