金融パニックに強くなっている感がします。昨日の野村HD米子会社による2,000億円近くの損失、スイス金融大手クレディ・スイス・グループでも多額の損失を計上することになりそうなニュースから1夜明け、市場は冷静さを戻しています。
今日の野村HDは後場から買いが入り、日足では長い下髭をつけて終わっています。まさか、早くも今日が最高の買い場だったのでしょうか。相場とは本当に分からないものです。
また、為替も1年ぶりに110円台に突入しています。4月は円安、5月、6月は円高を予想しますが、これも分かりませんね。当分、円安の影響で株安は回避できそうな気がします。
ただ、権利落ちの今日、私の保有銘柄は1勝7敗と燦燦たる結果となりました。半導体メーカーのルネサスで火災前の生産回復には3~4カ月必要とのニュースにトヨタ自動車の株価下落を恐れていましたが、株価への影響は限定的でした。
こうした中、今日の日経平均は小幅に4日続伸となりました。日経平均は19円安の29,365円と小幅に下落して寄り付きましたが、まもなくしてプラスに転じ、結局48円高の29,432円で取引を終えています。
3月末決算銘柄の権利落ち日で180円弱の配当落ちがあるとみられていましたので、実際は約230円上げていたことになります。依然、株高傾向が続いていると判断できます。今日の保有銘柄の終値は、昨日から約△5万円下げて、+258,932円となりました。
明日はどんな相場になるか、冷静に見ていきたいと思います。当面、ホールドするつもりです。