2021年3月月間FX収支 +416,500円
最終更新日: 2021-4-1
2021年3月もドル円相場は円安継続したが…
4月になり新年度・新学期が始まりましたね!入社式を終えて、今日から新社会人なんて方もこのブログを見てくれているかもでしません。
「新」がつくことばかりで、私は無駄に緊張が多いこの季節があまり好きじゃないですね(´×ω×`)
さて3月のドル円相場は、2021年に入ってから続いている円安ドル高の継続となったものの途中横ばいになる期間もあり、2月に比べると少し難易度が高かった相場だったと思います。
2021年3月のドル円相場 | |||
---|---|---|---|
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
106.525円 | 110.965円 | 106.365円 | 110.680円 |
それでも月間ボラティリティー(値幅)は、4.6円と今年最大です。
月初と月末に大きく動いたので「あまり動いていない」と感じてる人が多いかもですが、月間でこれだけ動いたのは昨年の2~3月の第一次コロナパニック以来の動きでした。
待望の米追加経済対策が署名され、そしてインフラ投資計画へ
3月の大きな出来事と言えば1.9兆ドル(約200兆円)規模の「米追加経済対策法案」が成立したことですね。
最低賃金の底上げなど、バイデン政権はコロナからの復旧のため奮闘しています。さらに向こう8年に及ぶインフラ投資計画についても昨日発表されたばかりです。
最近FXを始めた方などは知らないと思うので補足しておきますが、3月にやっと署名→成立された米追加経済対策はトランプ政権の時から動いていたものです。
様々な議論やアクシデントにより大統領選に間に合わなかった訳ですが、もう何か月もアメリカが待ち望んでいたものでした。そうとなればやはり期待は大きいですよね?その期待がこれまでのドル買いを支えてきた大きな要因です。
3月半ばのレンジ相場は材料不在の期間
もう一度3月の月間チャートを見てみるとわかりますが、3月10日を過ぎたあたりから月末25日あたりまでは108.5~109.0円あたりを横に動いているのがわかると思います。
上記米追加経済対策に大統領が署名したが3月10日ですので、それ以降は「今まで期待していたものがなくなった!」と材料不足の期間でした。
また翌週17日・18日には、FOMC(連邦公開市場委員会)が控えていたことも大きかったです。
経済対策と同時に期待されたいたテーパリング(金融緩和)について、FRB(日本の日銀のようなもの)からどのような発表があるかで様子見が強かったですよね。
ボラティリティーでいえばかなり大きな月だったのですが、だからこそ半ばのように慎重な期間も存在しました。
そしてドル円相場もコロナ禍前の水準まで回復した月だったのです( ・`ω・´)キリッ
今後は「米長期金利との関係」と「FRBのスタンス」でよりナイーブに
3月に待ち望んでいた米追加経済対策が成立したこと、FOMCにてFRBのスタンスが明確になったこと。この2つで少し材料出尽くし感があります。
そして私のブログにも度々書いていますが、今年に入り過度な相関関係となってる米長期金利との関係もそろそろ限界が近づいてきています。まずは昨年から今年にかけてのドル円相場を日足チャートで見てみましょう。
ドル円相場にコロナ禍の影響が出始めたのは、2020年2月辺りですね。それまでは110円台にいたので、その後の乱高下を除外するとドル円相場もコロナ禍前の水準まで回復したと言えます。
そして今度は米長期金利(アメリカ 10年債券利回り)のチャートです。こちらもコロナ禍前の高水準まで戻ってきました。
今年に入ってから米長期金利と連動するように円安ドル高に動いてきたドル円相場ですが、すでにこの上がり方は異常です。
米長期金利 1.77%に上昇 1年2カ月ぶり、円安進む - 日本経済新聞
なんで米長期金利が上昇すると円安になるの?
素朴な疑問だと思いますが「なぜ長期金利が上昇するとドルが買われるのか?」という点ですね。結論から簡単に言うと「アメリカ経済の回復がめちゃくちゃ期待されてるから」です。
日本とアメリカで超低金利政策をしていますが、金利が高いほうの通貨を買うのはごく自然な流れです。
まず長期金利の上昇には「良い上昇と悪い上昇」の2つがあります。現状は「良い上昇」に区分されますが、「ちょっと行きすぎじゃない?」という具合です。
- 良い上昇:経済活動が活発になり、物価・景気も上昇→その結果で大きな株安も発生しない金利上昇
- 悪い上昇:経済活動がほぼなし、物価だけが上昇→インフレ状態になると株価は大きく下落して金利だけが上昇
現状はコロナからの回復で経済活動がバリバリしてるので前者ですね。ですが、バイデン政権が様々な施策をしてるけど「すぐにコロナ禍前まで戻るの?」と言えばNOです。
ドル・米長期金利は回復への期待感から上昇を繰り替えしてきましたが、3月のFOMCでFRBは「2023年までゼロ金利」であると示唆しています。(ドットチャートより)
それでも根強い期待感が長期金利に残っているのですが、コロナ禍前の水準まで戻ってきた今頭打ちになる可能性があります。
インフレ=物価上昇による購買意欲の低下懸念
そして経済活動が活発になると物価も高くなります。私たちの生活でも当たり前ですが、物の値段が高くなれば「ちょっと今は買うのを控えよう」と購買意欲の低下になりますね。
米長期金利の上昇を見てもわかる通り、今年に入ってから急激な勢いでアメリカの経済活動は活発になっており、物価も急上昇しようとしています。
「卵が先か鶏が先か」の話のように聞こえるかもですが、十分な回復の前に物価が上昇した場合は国民の生活はただ厳しくなるだけですよね?
そうなれば先に説明した「悪い上昇」に変わり、急激な米長期金利低下→ドル売りの懸念もあります。
これに株式市場の話も入るので、FX初心者の方は一度に全てを理解しないでOKです(✻´ν`✻)
現状は「どうして今年に入りドル円が上昇したのか?」「今後のドル円はより長期金利、それを調整するFRBに注目」と理解するだけで4月以降の相場の見方が変わるはずですよ(๑´ω`๑)♡
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3月はゆっくり過ごした月だった
今週は昨日31日(水)に一度高値を付けてから110.5円で耐えたところで買いエントリー→ADP雇用者数発表ギリギリまで持ち110.8円で利確+125,000円のトレードをしています。詳しくは週末の週間収支記事に書きます。
冒頭にも書いた通りボラが大きかった月ですが、実際トレードしているとレンジ相場の印象が大きかったですね。私も2週ノーポジの週があったりとゆっくりと過ごした月でした。
体調的には花粉症が結構辛かったですね。外に出ることは極力控えていましたがそれでも春は嫌いです。
あとは個人的なことですが、2月末くらいから知り合いとのいざこざに巻き込まれる形でいらないストレスを抱えていた月でもありました。
専業トレーダーと言っても完全に人との関係をなくせる訳ではないですし、何かと勘違いされやすいです。今回は全く身に覚えのない言いがかりをつけられたのですが、私なんかよりも会社などでそういった辛い人間関係を持っている方の方が多いですよね。
あなたがもし批判や中傷をされたとしても、それに構っている時間が勿体ないですよ。されるとイライラして眠れないのは私も経験したことがありますが、その時間は何も良い効果を生み出さないんですよね。むしろ怒りや憎悪といった悪い効果ばかりが生み出される…。
批判してくる人は時間がある方々なので、私のような凡人にはそんな時間は1秒もないです。
SNSでもそういう人は多いので、2秒だけ使ってブロックしましょう。Twitterから来てくれている方が多いと思いますが、SNSは情報を得たり有益なものにするべきで、嫌な気持ちになったり無益なものならば即アンインストールすべきですね。
新生活が始まり、ドル円相場も第2ステージへ
4月から新生活なんて方も多いですよね!私も胸を弾ませて社会人になった記憶が蘇ります。わずか1週間と経たずに現実を知らされた訳ですが…。
すでに社会人の方も「部署が変わった」「引っ越しをした」と環境が変化する方も多いかもしれません。何かと忙しい季節だと思いますので、まずは体調と心の健康を一番に新しい生活にまずは慣れるようにしてください(✻´ν`✻)
そして新しい生活だからこそ、何か新しいことへチャレンジするのも良いと思います!もちろんFXじゃなくてもいいし、FXだったら少しでも私からアドバイスできると思います。
今月でDM毎日返信8か月継続しています。4月終わりに「今月も自分は頑張れた!」と胸を張れるような月にしましょう(๑´ω`๑)♡
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