本日の日経平均は反発。バイデン政権の新経済対策を好感したナスダック大幅高、寄り前に発表された3月日限短観における大企業製造業DIの改善などを追い風に買い先行で寄り付くと、10時台には29,585円(+406)まで上昇。買い一巡後は米増税リスクを警戒した利確売りに押されて29,318円まで下落したものの、引けにかけては先物主導で騰勢を回復。

東証主力株は(日経高に反発)売り優勢。6854 ファナック、6723 ルネサス、7735 スクリーン、6920 レザーテック、8035 東京エレクなど半導体セクターが堅調に推移した一方、6098 リクルート、6902 デンソー、4568 第一三共、7203 トヨタなどが指数の足かせに。

中小型株はマザーズ指数の大幅続伸が示すように、主役クラスが概ねしっかりと推移。個別では 6966 三井ハイテック、6196 ストライク、6323 ローツェ、4180 Appier、4477 BASE、4165 ブレイド、4177 i−plug、4168 ヤプリなどが商いを伴って急騰。

日経平均 29,388円 +210、Topix 1,957 +3
225先物(6月限)29,400円、為替 110.77円/ドル
NYダウ先物 32,873ドル −25

big (16)

【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 6289 技研製作所
2月中間期経常益予想を13億円から22.2億円に上方修正。吹き値待ちの空売り目線でケア。

△ 4425 Kudan、3680 ホットリンク
短期的な相場のマギレに対抗すべく、値動きの見慣れた好トレンド(気配)銘柄を押し目買いスイング狙いで注目。デクセリアルズ(4980)、テクノホライゾン(6629)なども継続注視。

☆ 8698 マネックス
3/25 886円 → 4/1 986円 +100 11.2%上昇
週初こそアルケゴス問題で急落した野村HD(8604)に巻き込まれた下落となりましたが、650万円台まで上昇しているビットコイン、NFT関連への思惑買いなどを追い風に(配当落ち分10円を埋めてなお)しっかりした戻り歩調を形成中。

既に参戦後の10%高を達成していますが、テクニカルに過熱感は乏しく、目標株価(数週間での1,●00〜1,●00円)を高めに設定している経緯からも、★ レノバ(9519)同様に好トレンド中は貪欲に臨みたいところ。

〜(略)〜

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■ 後記 : 本日の日経平均はバイデン政権の新経済対策を好感。ただし、低調な商いが示す実需筋の様子見ムード、新年度需給の方向性の不透明感、昨日のNY市場における10年債利回りの騰勢とナスダック大幅高がペアとなった違和感などを踏まえれば、もろ手を挙げての強気度アップはリスク過多。

よって、明日もSラボ基本方針の徹底により、突発的な下押しとともに「新年度の物色テーマへのスムーズな移行」を計るスタンスで臨んでください。

では 本日もお疲れさまでした。

「レノバ、マネックスみてるよ」・・・こちらも是非!☆