ネオマーケティング(4196)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,660円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

ネオマーケティング(4196)の上場日は4月22日(木)ビジョナル(4194)ステラファーマ(4888)3社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はいちよし証券となっております。

このネオマーケティング(4196)もまたIPO申し込み期間が4月6日(火)~4月12日(月)となっており、上記同日上場の3社のIPO申し込み期間とモロ被りな上、いずれもIPO幹事団(シンジケート)が多いことから資金移動や申し込み作業で忙しくなりそうなので、申し込み忘れにはくれぐれもご注意下さい。

ネオマーケティング(4196)のIPO(新規上場)初値予想

ネオマーケティング(4196)のIPO(新規上場)初値予想

ネオマーケティング(4196)のIPO想定価格は1,660円となっているため、現時点では公募価格の2.1倍~3.0倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの初値評価となっており、個人的な初値評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。

このネオマーケティング(4196)のIPO仮条件は本日4月2日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

ネオマーケティング(4196)の事業内容はマーケティング支援事業ということでその名の通り、クライアント企業のマーケティングプロセスを4つのプロセスに分けて考察するマーケティング支援会社となります。

このネオマーケティング(4196)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

ネオマーケティング(4196)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,660円)で8.7億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて4,600枚と少なめです。

業績は堅調ではありますが、事業内容は特に新規性の無い市場調査を行うマーケティング支援会社となります。すでに上場している類似企業も多数あり、有名どころで行くと東証一部上場のマクロミル(3978)あたりとなるでしょうか。マクロミル(3978)と比較するとやや割高となります。

そして何よりやはり一番の懸念材料はネオマーケティング(4196)の上場日が4月22日(木)ビジョナル(4194)ステラファーマ(4888)3社同日上場となることでしょうか。今のIPO地合いでは同日上場による資金分散の影響が出やすいかもしれません。このあたりは上場時の地合い次第となりそうですね。

株主の中にベンチャーキャピタルの保有株はありませんが、既存株主の中には公開価格の1.5倍となればロックアップが解除されて売却可能となる株式が213万株ほどあります。このあたりは同行が読めないだけに不安要素となる可能性もあります。

ただいずれにしてもセクターは「情報・通信業」でIPO市場では人気化しやすいセクターとなり、公開規模はIPO想定価格(1,660円)ベースで8.7億円と軽量です。上場市場が一番人気の東証マザーズではなくJASDAQスタンダードへの上場という点を差し引いてもプラスリターンは間違いないところかと思います。

よって管理人の個人的なこのネオマーケティング(4196)のIPO参加スタンスは全力申し込みで問題無いと考えます。しかしながら通常であれば一番IPO当選の可能性が高いIPO主幹事がいちよし証券となっている時点でIPO株の取得はほぼ絶望的でしょうかね><

ネオマーケティング(4196)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのネオマーケティング(4196)のIPO株(公募株及び売り出し株)4,600枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
いちよし証券(主幹事3,450枚75.0%
みずほ証券368枚8.0%
SMBC日興証券138枚3.0%
SBI証券138枚3.0%
楽天証券100%完全抽選138枚3.0%
あかつき証券46枚1.0%
岩井コスモ証券46枚1.0%
エース証券46枚1.0%
岡三証券46枚1.0%
極東証券46枚1.0%
東洋証券46枚1.0%
松井証券前受け金不要46枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選46枚1.0%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が690枚あります。

これまた最近の傾向に多い無駄にIPO幹事団(シンジケート)が多いパターンです。加えてIPO主幹事はいちよし証券ということで抽選配分は1%となることから平幹事で100%完全抽選楽天証券マネックス証券よりも少ないことが予想されます。抽選組にとっては絶望的なIPO案件となりそうです。

それと話はまったく変わってしまいますが、先日松井証券補欠当選していたセルム(7367)がまさかの「繰上当選」となりました。IPO地合いが悪くなってきているので、購入を辞退された方がいらっしゃったのでしょうか。

嬉しいかどうかと聞かれると嬉しいですが、心境は正直微妙です。なんとなく2018年12月のIPO連続当選、連続大幅公募割れの悪夢の再来を連想してしまいます^^;

セルム(7367)IPO補欠繰上当選松井

ちなみにこの松井証券でのIPO当選はおよそ5年ぶりで2015年11月上場のゆうちょ銀行(7182)以来となります。結果どうこうは別として、やはり継続は力なりですね。

<追記>
ネオマーケティング(4196)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,660円
IPO仮条件:1,660円~1,800円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は8.7億円~9.5億円となりました。

<追記>
ネオマーケティング(4196)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,700円~3,000円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更無しと致します。

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