【勘流雑感】
 先週末の菅首相とバイデン大統領の会談は、環境や台湾を巡る共通認識の確認を中心にパフォーマンス性の高い有意義な結果に。日本の防衛力強化方針に関しては、中国や韓国の息がかかったマスコミやポンコツ政治家が軍拡だと騒ぎ立てようが、海洋資源を守るためにも至極妥当な流れ。中韓とトランプ政権の根回しにより頓挫させられた三菱重工の航空機事業が復活し、ボーイングからわざわざ高い飛行機を買わずに済むようになれば日本の自立に一歩近づく。ファイザーとのワクチン供給量の増加約束も2021年後半の日本経済の潜在的な底上げ要因。

 昨日以降の日経先物は中国との関係悪化、首都圏での武漢コロナの感染再拡大を危惧して売り優勢で経過しているが、どちらにしても真新しさは皆無。来週から来月中盤までの決算ラッシュ期の攻めにくさを鑑みれば、眼前の下振れは胆力を持って攻め入りたい。
 
 さすれば、本日の先物は29,250円以下を29,000円までパラパラと買い下がり、半数を120-150円幅狙い、残りを29,400円オーバーを目して回す。個別に関しても政治主導の国内需給良化を期した強気戦術に挑むが善かろう。

【勘流銘柄】
□ 7000番台短期指向  
会員サロンでは先週末からの提唱。春先の提唱にて短期大幅高を果たしたが、医療分野の成長による業績のV字回復基調に変わりはなく、国内大手証券筋主体の攻勢再開が期される。本日も市場心理の懐疑心を生かして押さば強気に。

(その他)
2150 ケアネット、4169 ENECHANG など
サイバートラスト<4498>の連騰にてDXへの関心が高まっている。□ メタップス<6172>の補助的役割で注目されたい。

6191 エアトリ、3926 オープンドア など
中国との関係悪化とコロナ感染再拡大で売られるのであれば、コロナワクチンの補強を念頭にパラパラと買い下がるが上策。

◎ 4054 日本情報クリエイト
GS君の方で継続提唱中。4日連続で下値を切り上げ、上昇ベクトルを邁進。

【雑記】
首都圏での非常事態宣言の再発令により、日本国内のマネーの流通速度は更に低下し、デフレ基調を強めていくことになりそうだ。ただし、ワクチンの普及により年内には失業率が、来年中にはデフレ基調が転機を迎える可能性が高いとみる。すなわち、住宅のような大きな買い物は元より、借入金にて起業するにはこの2年間が好機となろう。

何かしら参考になっておれば
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