ANAに乗り慣れている人はわかると思いますが、飛行機に乗るときに流れる安全のお知らせムービーと目的地到着時に流れるメイキングムービーはとても良くできていて、コロナ以前は感動したものです。
けど、昨日、同じものを見た時に強い郷愁を感じました。
ああ、あの頃はみんな東京五輪を信じて、国民一丸となって海外からのお客様を喜ばすぞって盛り上がってたよな…。
いつの間にか、あの頃が普通じゃなくなって、今の状態が普通になっている。
もう、あの頃には戻れない、そんな感覚ですね。
昨日、ツイッターでもつぶやきました。
ところが、株をやり続けていると、こういう感覚を素に受けるのではなく、ここから2次的思考が始まります。
私のような楽観的な人間すらそう感じるということは、そろそろ、闇は最も暗い状態に差し掛かっており、今後は次第に明るくなるのかもしれない。
長期投資の面白さはその辺にあって、みんなが一方の極に偏ったとき、その反対側が有望になります。人気は極端になく、業績も最悪。株価は大暴落。PERや配当利回りからも到底買えない代物が、後から振り返ると最もよく上がった。といった具合です。
ドン底まで落ちたら、みんな本気で考えますしね。