写真=Getty Images
ヘタフェへと移籍し、晴れてスペイン1部の舞台へと到達した柴崎。
その柴崎が、遂にプリメーラでのデビューを果たした。
柴崎の特徴は、チャンスメイクできるパスのセンスと、冷静な判断力で周りを活かす点である。しかし、デビュー戦でのポジションはFWとなった。
チーム得点元のホルヘ・モリーナへの中継点として起用されているようだった。この位置での柴崎の仕事は、ボールを前線で収めることだが、小柄な柴崎がスペイン1部のDFを背にボールを収めるのは至難の業である。
実際、ボールは柴崎の元に収まらず、攻撃の起点作りは出来なかった。しかし、やはり前を向いたときには相手に脅威を与えることができるため、キラーパスを出すシーンは何度か見られた。
まだ柴崎の起用法を模索中なのもあるだろうが、ボルダラス監督は柴崎に起点作りとなる選手になってほしいと考えているのだろうか?
中盤で前を向いた状態でボールを受けた方が、柴崎の特徴は活きるのではないだろうか?
次の試合では起用法にどのような変化があるのか注目したいところだ。