おはようございます。

昨日のNY株式市場は6日ぶりに反落。朝方は新型コロナワクチンの普及による景気回復、4月雇用統計後のFRBによる低金利政策の長期化思惑などを買い材料視した先週末の騰勢を継続。昼頃には35,091ドル (+313)上値を切り上げたものの、引けにかけては節目を意識した利益確定売りや(リスク要因としてお伝えしている)アップル・マイクロソフトの軟勢が重石となって失速。

ナスダックは急落。GAFAMやテスラの他、エヌビディア、マイクロン、AMDなど半導体セクターが軒並み軟調に推移。

NYダウ 34,742ドル −34、ナスダック 13,401p −350
米10年債利回り 1.603% +0.025、為替 108.80円/ドル
NY原油 64.92 +0.02、日経先物 29,270円 −300

NYダウは良識的な調整にとどまり、中長期上昇トレンドを継続。ナスダックは大陰線での直近安値更新により、下値不安を高める格好。

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アップル、マイクロソフトに代表されるナスダック系銘柄は多くが、先週末に示したトレンド陽転気配から一転、下値模索再開を警戒させるチャート付きに。

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□ 本日の展望 : 29,000円台前半の持ち合い
NYタイムの日経先物の下落に呼応した軟調スタート後、引けにかけては29,000円台前半で持ち合う展開が本線。連日の短期筋の仕掛け買いの反動による29,000円割れもリスクシナリオとして念頭に。

★ 本日の戦略 : 流動性高めの好テクニカル銘柄の押し目狙い!
月初からの警戒要因としている「米ハイテク株への利確トレンド継続」 → 市場マインドの冷え込みによる決算関連を除く銘柄群の停滞モード入りに備えるべく、一定の余力維持と手仕舞い条件の徹底を優先する一方、流動性高めの好トレンド銘柄に関しては押し目買い好機として対処したいところ。

☆ 4936 アクシージア
4/12 1,688円 → 5/10 1,914円 +226 13.3%上昇
昨日1,914円までの上昇過程にて5割+アルファを利確。本日は地合い悪化を利用すべく、予定通り1,7●0円までの押し目買い直しに注力!

☆ 6629 テクノホライゾン
昨日発表の22年3月期経常益予想は、前期比14.5%増の保守的かつ着実な成長を示唆。PTSでは一時1,500円近辺まで急騰。ご提案としては決算前の手仕舞い優先としましたが、4月後半の散発的な好材料の賞味期限が短命に終わった経緯を念頭に、
ご継続中の方も目先での利確優先がおススメ。

   (会員サークルより 
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【ウォッチ銘柄】
△▼ 6787 メイコー
22年3月期経常益は前期比52%増の87億円を予想。短期的には吹き値待ちの空売り、中長期的にあh押し目買い狙いでケア。極東貿易(8093)、オプテックス(6914)、芝浦電子(6957)、〜(略)〜も同様。

△ 3671 ソフトマックス
21年12月期、第1Q経常益は前年同期比2.5倍の3億円で着地。通期進捗率は約60%。キャリア(6198)、
日本リビング保証(7320)、ソフトマックス(3671)、〜(略)〜などとともに割り切り対象でケア。

『 追い風に乗ったら肩の力を抜く!』

では 本日もよろしくお願いします。