おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅続落。朝方発表された4月消費者物価(前年同月比+4.2%、市場予想+3.6%)がインフレ期待とともにFRBのテーパリング(金融緩和策の縮小)思惑を高めて「債券売り・株式売り」が進展。10時台に節目の34,000ドルを割り込むと、引けにかけて下げ幅を拡大。ダウ構成銘柄はハイテク中心にほぼ全面安。ナスダックもアップル、エヌビディア、AMAT、マイクロン、テスラなどが売られて暴落。

NYダウ 33,587ドル −681、ナスダック 13,031p −357
米10年債利回り 1.693% +0.069、為替 109.68円/ドル
NY原油 66.08 +0.80、日経先物 27,690円 −450

big (7)

□ 本日の展望 : 総悲観 ± 先物需給
昨日の日経平均の「小反発後の二段安」とNY株の下ブレを嫌気した軟調地合いが本線。想定レンジは27,500〜28,000円。個別全般では連鎖的見切り売りに要警戒。

<< 5/13(木)の主な決算 >>
ザラ場中:3787 テクノマセマティカル、引け後:2433 博報堂、2489 アドウェイズ、3624 アクセルマーク、3672 オルトプラス、7676 グッドスピード、3978 マクロミル、6481 THK、6871 マイクロニクス、7004 日立造船、3923 ラクス、9517 イーレックス、4406 新日本理化、6378 木村化工機、3182 オイシックス、6613 QDレーザ、6095 メドピア、4424 AMAZIA、4586 メドレックス、4755 楽天、4776 サイボウズ、5233 太平洋セメント、6976 太陽誘電、8802 三菱地所、6027 弁護士ドットコム、3993 PKSHA、4483 JMDC、4435 カオナビ、6619 ダブルスコープ、4398 BBSec

■ 本日の戦略 : シンプルに取捨選択、余力残しで底打ち確認へ!
短期的な下値の見えにくさ、「底打ち≠即時リバウンド基調入り」を念頭に、ストレス玉については安値叩きリスクを気にせずに手仕舞い優先 → 決算シーズン明けからの仕切り直しへ。継続予定銘柄に関しても手仕舞い条件を徹底しつつ、それ以外のシーンでは地合いなりの押しを買い向かいたいところ。

※ 買い増い意欲の湧かない銘柄=ストレス玉。継続予定銘柄の全てを買い増せない状態=保有銘柄の増やしすぎ。

☆★Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。ターゲットプライスまでの調整を期待しつつ、地合いなりの投げ売りが加速するシーンは手仕舞い優先で臨む一方、騰勢アップに際しては利確よりも買い増しの是非からご検討ください。

【ウォッチ銘柄】
△ 1570 日経レバ
本日の日経一段安も14,600円付近(以下)をメドに余力残しの買い増しへ。

△ 1447 ITbook、3919 パイプドHD
昨日、菅政権が重要政策に位置づけるデジタル改革関連6法が成立。マイナンバー関連を数週間スパンの持ち直し期待で注目。
  
   (会員サークルより 
>>Sラボ参加案内

『 乱局での奇策は避け、正攻法で堂々と!』

では 本日もよろしくお願いします。