セレンディップ・ホールディングス（7318）IPO上場承認発表と初値予想！後継者不足の中小企業向け支援事業でテーマ性あり！？

セレンディップ・ホールディングス（7318）がIPO（新規上場）承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日（5月21日）IPO新規上場承認発表された6社のうちの2社目となります。

1社のアルマード（4932）のIPO詳細についてはすでに下記記事でご紹介させて頂いておりますので、よろしければご覧下さいませ。

残り4社のHCSホールディングス（4200）とベイシス（4068）とステムセル研究所（7096）と日本電解（5759）のIPO詳細記事についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。まだあと4社もあるんですね＾＾；

セレンディップ・ホールディングス（7318）の上場日は6月24日（木）でアルマード（4932）とHCSホールディングス（4200）とベイシス（4068）と4社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は毎回IPOチャレンジポイントの話題で盛り上がるSBI証券となっております。

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セレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO（新規上場）情報

設立：2006年8月2日
業種：輸送用機器
事業の内容：経営コンサルティング、事業承継サポート、M&A支援、プロ経営者の派遣、製造事業会社の運営

これまたIPO株数の割にIPO幹事団（シンジケート）が総勢13社とSBI証券主幹事案件特有の無駄にIPO幹事団（シンジケート）が多いパターンです。

そこに加えてIPO主幹事がSBI証券となることから、前受け金不要でIPO申し込みができるSBIネオトレード証券もIPO委託幹事（裏幹事）入りとなる可能性が高いでしょうね。

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さらにIPO幹事団（シンジケート）の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券と岡三証券も入っているため、それぞれグループ会社となるauカブコム証券と岡三オンライン証券がIPO委託幹事（裏幹事）入りとなる可能性も高いです。最大でIPO幹事団（シンジケート）は全16社となりそうです。IPO申し込みが大変ですね＾＾；

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セレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO（新規上場）事業内容等

セレンディップ・ホールディングス（7318）はグループ会社で、セレンディップ・ホールディングス株式会社及び連結子会社5社（天竜精機株式会社、佐藤工業株式会社、三井屋工業株式会社、セレンディップ・フィナンシャルサービス株式会社、セレンディップ・テクノロジーズ株式会社）で構成され「プロフェッショナル・ソリューション事業」「インベストメント事業」「モノづくり事業」の3つの事業に区分されます。

【手取金の使途】
差引手取概算額872百万円については第三者割当増資の手取概算額上限132百万円と合わせた手取概算額合計上限1,005百万円について、①プロ経営者（外部から招聘するCEO及び当社従業員であるCFO・COO等の経営陣）候補となる人材の確保・育成、②R&D（研究開発活動）やDXへの投資、③運転資金に充当する予定であります。
なお、具体的な充当時期までは安全性の高い金融商品にて運用する予定であります。また、調達額が予定より増額となった場合には、上記③に充当する方針であります。
（セレンディップ・ホールディングスのIPO目論見書より一部抜粋）

セレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

セレンディップ・ホールディングス（7318）の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,130円としてオーバーアロットメント含め11.0億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は売り出し株無しの公募株のみで8,500枚と多くもなく少なくもなくといった感じです。

上述の通り事業内容は経営コンサルティング、事業承継サポート、M&A支援、プロ経営者の派遣、製造事業会社の運営ということで、主に中小企業向けの経営コンサル及びM&Aと中小企業オーナー経営者の高齢化が進み後継者不足に悩まされている昨今では高いニーズがありそうです。そのニーズの高まりを表すかのように直近の業績の伸びもズバ抜けて好調となっております。業種が「輸送用機器」となっている点にやや違和感を感じますが。

募集株の内訳は売り出し株無しの公募株のみで、株主の中に投資ファンド（ベンチャーキャピタル）の保有株が4社234,280株あるものの、今回のIPO（新規上場）に際する売り出しでの放出はありません。これら投資ファンド（ベンチャーキャピタル）保有分にはすべて90日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。その他既存の上位大株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっています。

公開規模はIPO想定価格（1,130円）ベースで11.0億円と小型で時流に乗った事業や募集株式などの問題はありませんが、もう同じことの繰り返しになりますが、6月22日（火）は3社同日上場、6月23日（水）も3社同日上場、上場日となる6月24日（木）に至っては4社同日上場、上場日翌日6月25日（金）は2社同日上場と言葉選ばずに言いますとアホみたいに強烈なIPOラッシュとなります。

これだけ意味不明なIPOラッシュとなると需給が壊れると考えるのが定石でしょうか。買い疲れに資金分散、重複上場に良い事なんて一つもありませんし、そのことから予想以上に初値が抑えられる可能性もあります。とりあえずの初値評価は本来ならA級評価と見ても良いかと思いますが、連日の重複上場という点を含めるとB級評価が妥当なところでしょうか。

とは言えこの規模と事業内容で公募割れすることは考えにくいため、管理人の個人的なこのセレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。IPO主幹事がSBI証券ということでIPOチャレンジポイント使用による配分枚数や当選ボーダーなどが気になるところですが、それはまた改めて初値予想記事アップの際に考察してみたいと思います。

＜追記＞
やはりauカブコム証券がこのセレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO裏幹事（委託幹事）になると公式サイトで正式に発表がありました。

セレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO取り扱い決定（auカブコム証券）

＜追記＞
やはり岡三オンライン証券がこのセレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO裏幹事（委託幹事）になると公式サイトで正式に発表がありました。

セレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO取り扱い決定（岡三オンライン証券）

＜追記＞
やはりSBIネオトレード証券がこのセレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO裏幹事（委託幹事）になると公式サイトで正式に発表がありました。

セレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO取り扱い決定（SBIネオトレード証券）

セレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO（新規上場）業績等

セレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO経営指標

セレンディップ・ホールディングス（7318）のIPO売上高及び経常損益