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【空売りで稼ぐ】オニールの空売り術

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空売りの鉄則

・弱気相場になっているのを確認して行う。
・弱気相場になっている時にできることは、株を売って資金を現金・短期国債MMFなど現金同等物で置いておくか、空売りで短期間で利益を得ること。そのため、相場の方向性と強さ(強弱)を見極められるのが重要。

・複数の株価指数をチェックする(日足・週足・月足)

空売り銘柄の選択

1 下げ相場に入る直前の上げ相場を大きくリードしていた主導銘柄。(最も上昇率の大きかった銘柄)
2 最近、株式分割された銘柄。分割比率が高い方が良い。また、最近の分割がここ2~3年で2回目だとさらに良い。
3 景気循環系の業種の銘柄。過去1~2年の間に大幅な上昇があった場合。
4 機関投資家の巨大な保有銘柄。弱気相場に入って売却や解約によるキャッシュの確保、ポジション調整で大きく売るため。
5 期待先行で急騰した銘柄。短期間で急騰した小型株(200億以下)、実績のない状態で時価総額が同業種のトップに近いまたは超えている。これらは明らかに買われすぎている可能性が高い。

機関投資家が大量に保有している銘柄は、巨大な潜在的な売り要素になる。また、大きな売り供給が下落を加速させる。

空売りのタイミング

・一番重要なのは天井で空売りすることではなく、正しいタイミングで空売りを行うこと!ただし、天井を見極めて初期の弱気相場で参戦できると大きな利益となる。
・タイミングを見極めるためにテクニカル分析を用いる。
・チャートは主に日足と週足。移動平均線(MA)は、主に50日線と200日線。
・基本パターンはヘッドアンドショルダーズトップの形で、出来高を伴った急落から、その後50日線を上回る反発が3,4回続き(出来高は減少)、出来高が急増して移動平均線を下回ったところが空売りのポイントとなる。
・最適な空売りのポイントのほとんどは、天井を付けてから5か月~7か月、あるいはそれ以上後になってから現れる。天井を付けた直後で空売りはしない。
・主要なリーダー銘柄がいったん天井を付けた、その後数か月間は適切な空売りポイントを見つけるために値動きと出来高の動きをチェックしておく。

出来高の見方

・株価が上昇しているのに出来高が減少しているのは、買い意欲が低い証拠。
・株価が下落しているのに出来高が増加しているのは、売り意欲が高い証拠。

空売りする時にやってはいけないこと

1 過小資本、出来高の少ない銘柄。
2 株価やPERが「高すぎる」という理由だけでは絶対にNG。
3 悪いニュースが発表される噂などでしない。
4 買われすぎ・売られすぎ指標の1つだけで判断しない。
5 あまりに多くの銘柄をあまりに短期間でやらない

※誰もが分かりきったことは、相場では成功しない。=誰もが空売りすると思えば、買い方が介入して踏まされる!

手仕舞いについて

弱気相場は非常に早く崩れやすく、短期間で急激な反発が起きるため、事前に「損切の○%の○倍で手仕舞いする」などルールを決めておく。また、利益が出たら頻繁に利確することを心掛ける。以前の底値や支持線を割ったところなども良いポイント。