本日の日経平均は反落。節目の29,500円を意識した利益確定売り、NY株安、FOMC前のポジション整理などを重石に軟調に寄り付くと、9時台に29,434円(−7)まで切り返した後、引けにかけてはジリジリと下値を切り下げる展開に。

東証主力株は高安マチマチ。9983 ファストリ、8035 東京エレク、2413 エムスリー、9984 ソフトバンク、6098 リクルート、6762 TDKなどが指数の足かせに。中小型株も総じて覇気なく推移したものの、マザーズ指数の連日の大商いが潮目の変化(天井形成 or 需給急改善)を示唆。

日経平均 29,291円 −150、Topix 1,975 +0
225先物(6月限)29,250円、為替 110.09円/ドル
NYダウ先物 34,271ドル −17、BTC 441万円

big (1)

【ウォッチ銘柄】
△ 6199 セラク、3996 サインポスト etc
4月以降のSラボ銘柄で、消化不良に終わりながらもテクニカル良化気配をつよめてきたものを順張りスイング狙い( ≒ 打診買い後の上昇を買い増し、下落時は早め手仕舞い)で注目。環境関連のサニックス(4651)、ウエスト(1407)、エヌピーシー(6255)も継続注視。

■ 後記 : 今晩のNY市場は、昼過ぎに発表されるFOMCの結果とパウエルFRB議長の会見内容を受けた債券需給主導の波乱含みの推移へ。そのFOMCに関しては、従来通りにインフレ過熱リスクの低さと着実な米経済の回復に触れながら、先々のテーパリング議論の必要性への言及する内容にとどまり、株価にとって「中立〜ややプラスの影響」が本命視されます。想定レンジは34,200〜34,500ドル。(前日終値34,321ドル)

リスクシナリオとしては、早期のテーパリング議論開始に言及 → 直近の債券買い(金利低下)・株式買いトレードの巻き戻し → 34,000ドル割れ...に警戒。
 
 (会員サークルより 
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では 本日もお疲れ様でした。

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