デリバリーコンサルティング(9240)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,130円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

デリバリーコンサルティング(9240)の上場日は7月29日(木)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家には人気の高いSMBC日興証券となっております。7月は個人的に相性の良いSMBC日興証券主幹事案件が3社もあるので嬉しい限りです。

ちなみにこのSMBC日興証券は口座開設後3カ月間はIPO優遇抽選(ブロンズ)対象となるためIPOの当選確率がアップします。

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なお、このデリバリーコンサルティング(9240)のIPO申し込み期間は7月12日(月)~7月16日(金)となっており、7月ラスト案件にはなるものの、日程的に7月の第三週は他IPO銘柄と申し込み期間が数社被っているため、申し込みを考えている方は一定程度資金管理をしながら申し込む必要がありますのでご注意下さい。

デリバリーコンサルティング(9240)のIPO(新規上場)初値予想

デリバリーコンサルティング(9240)のIPO(新規上場)初値予想

デリバリーコンサルティング(9240)のIPO想定価格は1,130円となっているため、現時点では公募価格と1.1倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値評価については当初は強めA級評価で問題無いと考えていましたが、やや強めB級評価に変更させて頂いております。

このデリバリーコンサルティング(9240)のIPO仮条件は本日7月9日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

デリバリーコンサルティング(9240)の事業内容はテクノロジーコンサルティングということで、AI(人工知能)やRPA(Robotic Process Automation)などを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)支援事業となり、新規性は無いもののIPO市場では人気の業態となります。

このデリバリーコンサルティング(9240)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

デリバリーコンサルティング(9240)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,130円)で14.7億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとまでは行きませんが、荷もたれ感を感じるほどのサイズでもありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて11,380枚と一応万枚超えとなっているので、まだそれなりに多い方と言えるかもしれません。

公開規模や人気業態の割に初値予想が思った以上に低いのはビックリです。上位株主のトランスコスモス(9715)は取引先ではあるもののベンチャーキャピタル的な存在で、メディアシーク(4824)に関しては親会社からその他関係会社となっているため、それぞれ株式を継続的に保有する理由がありません。

これらのことから今回のIPO新規上場)を機にロックアップ解除(公開価格の1.5倍)で売却して来る可能性が高く、その先回り売りが出て来るのではないかというのが大手初値予想会社さんの見解でしょうか。となるとこれら上位株主の今後の保有スタンスが焦点となりそうです。

基本的に分析能力の高い大手初値予想会社さんだけに個人的には絶対的信頼を置いているのですが、一方ではそこまであからさまに早い段階で売却してくるのかどうか疑問な部分もあります。

仮にシナリオ通りロックアップ解除(公開価格の1.5倍)で売りが降って来るとなると、その売りは合計1,268,000株あるため脅威となります。今の勢いの無いIPO環境が続いていると考えるとこの量の売りを買いで吸収するのは厳しいかもしれません。

ただ痩せても枯れても事業内容はIPO市場では人気化しやすいAI(人工知能)RPA(Robotic Process Automation)などを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)支援事業ということから、現段階での初値評価はB級評価のままで変更する予定はなく、管理人の個人的なこのデリバリーコンサルティング(9240)のIPO参加スタンスも当初の予定通り全力申し込みで変更はありません。

最近はめっきりIPO主幹事を引き受ける機会が少なくなった数少ないSMBC日興証券主幹事案件だけに積極的に申し込んでおきたいところです。

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デリバリーコンサルティング(9240)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのデリバリーコンサルティング(9240)のIPO株(公募株及び売り出し株)11,380枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事10,241枚90.0%
SBI証券569枚5.0%
みずほ証券114枚1.0%
東洋証券114枚1.0%
いちよし証券114枚1.0%
楽天証券100%完全抽選114枚1.0%
極東証券57枚0.5%
松井証券前受け金不要57枚0.5%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,707枚あります。

当然のことながら積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事のSMBC日興証券は外せません。2番手幹事にSBI証券が入っているため、IPOチャレンジポイントを使用される方も多いかもしれませんね。ただ単価が低いため、ポイント使用は慎重に判断した方が良いと個人的には思います。

<追記>
デリバリーコンサルティング(9240)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,130円
IPO仮条件:850円~950円

IPO想定価格よりも窓開けの下ブレとなるかなり弱気なIPO仮条件設定となりました。これはある意味サプライズですがネガティブサプライズですね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は11.1億円~12.4億円となりました。

<追記>
デリバリーコンサルティング(9240)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,200円~1,500円

IPO仮条件が窓開けの下ブレとなる設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについては全力申し込みで変更はありません。

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