おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸にて連日で最高値を更新。先週末の大幅高の余韻に加えて、翌日からの金融セクター決算への期待、債券需給のオーバーシュート(過度の金利低下)の一服感などを背景に終日堅調に推移。35,000ドル台では高値警戒感、14日のパウエルFRB議長の議会証言を見極めたいとの思惑が上値の重石に。ダウ構成銘柄は高安マチマチ。JPモルガン、ゴールドマンサックス、インテル、Wディスに―が指数高を牽引。ナスダックもテスラ、エヌビディア、マイクロンが買われて続伸。

NYダウ 34,996ドル +126、ナスダック 14,733 +31
米10年債利回り 1.361% +0.005、為替 110.34円/ドル
NY原油 74.15 −0.41、日経先物 28,680円 +180

big (7)

□ 本日の展望 : 買い優勢
昨日引け後に発表された良好な工作機械受注、NY株高を好感した堅調スタート後、買い一巡後はNY市場同様に上値の重い展開が予想されます。想定レンジは 28,500円台後半から28,800円。テクニカル面では均衡表の雲上限(27,796円)の抵抗感に注目。

★ 本日の戦略 : ポートフォリオの見直し、過不足調整

今晩の米大手金融機関の決算や明日のパウエルFRB議長の議会証言に絡めた下振れに備えるべく、ストレス玉の買い値に固執しすぎないポジション縮小、一定の余力キープを優先。

攻撃面では、
28,000〜28,200円レンジを当面の底値圏と想定した押し目買いスタンスへ。ポートフォリオは日経連動タイプと中小型株のバランス、チャート形状の分散に配慮。※ 「5月以降の安値圏で推移している銘柄」への偏りはNG。

(余談)米金利の下方オーバーシュートに巻き戻し気配が生じています。すなわち、米債券買い・ドル買い・NY株買いのトリプル高のピークアウトは近いと判断。この場合、日経平均&外需系主力株の上値も重くなると見ていますので、過度の外需系シフトは避け、実力派内需関連への派生を進めたいところ。

★☆3銘柄+☆ オンワード(8016)は昨夕の戦略を踏襲。

☆ 本日からの新スポット銘柄
企業のテレワークやDX分野の需要拡大はこれからが本番。全体戦略で触れている「実力派内需関連への派生」狙いの筆頭として、先々の★Sラボ主力銘柄化も視野にいれながら、まずは目先の押しを丹念に拾ってください。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『 ピンチを想定しながらポジティブに!』

では 本日もよろしくお願いします。