なんだかんだと言いながら、みんな(俺も含めて)五輪を思い切り楽しめてるんじゃないかな。感染拡大中でもあるし、猛暑でもあるし、こんな時に家に引きこもるのは本当に大変だけど、TV中継があるから退屈しないで済む。それだけでも、開催した価値があるかもね。

話題の競泳男子、瀬戸選手と松元選手の予選落ち。なんというか、例えば陸上100mなんかで、後半流しちゃう有名選手がいたよね。ボルトなんかは舌だして走っても速かった。それと同じというわけではないけれど、勝負事だからね。何のために予選があるのか、ってことをもう少し考えないと。当たり前だけど予選をクリアしないと準決勝、決勝には進めない。その予選を余裕こいて流しちゃって、落ちちゃうっていうのは、ボルトみたいに圧倒的な実力差がないと難しいってことだよね。

でも周りがメダル確実なんて持ち上げちゃうと、本人はその気になってしまって・・・。かなりその気になってたと思うよ。でも、他の選手も必死で練習してくるわけだし、どんなに強い選手いるのかも分からない状況で、余裕も何もないよなぁ・・・。


あとは失礼とは思ったけど度肝を抜かれたのが、二-シャーリエンというルクセンブルグの女子卓球選手。最初画面に映ったとき女房が「まさか・・・」と。俺も「凄いの、来たなぁ・・・」とビックリしたけれどね。年齢はなんと58歳!しかもラケットの持ち方が今では化石ものの「ペン」とかいうやつじゃんか!

まぁ持ち方にはルールはないみたいだからどんなでもいいけれど、年代を感じさせるなぁと思った。ちなみに結構なかなか強かったよ、この人!さすがオリンピックにでるだけのことはある。

柔道は金3、銀1ということで順調に。でも軽量級の攻防ってなんか見てて疲れるというか・・・とにかく組手争いが熾烈を極めてるんで・・・。もっとも、組まれたらほぼやられるのも柔道だけど。

あとは凄かったのは、ソフトボールで上野をリリーフした後藤希友選手。何と6連続三振!あのどでかいソフトボールでだよ。距離が短いから変化球も限定的な効果だろうし、彼女はストレートもそれほど速くない。でも、絶妙なチェンジアップをインコースに決めちゃう!コントロールが抜群なんだよなぁ・・・。これは恐れ入ったね!