おはようございます。

週明けのNY株式市場は反落。35,000ドル付近では先週末の良好な雇用統計が下支えとなった反面35,100ドル台半ばでは、中国でのコロナ感染拡大にともなう当局の移動制限の強化、7月貿易統計の悪化、ゴールドマンサックスによる21年経済成長率見通しの引き下げ(8.6%→8.3%)などが重石となり、方向感の乏しい展開に。個別ではファイザー―、ゴールドマン、ボーイングが指数を下支え。ナスダックはテスラ、グーグルが買われて小幅に反発。

NYダウ 35,101ドル −106、ナスダック 14,860 +24
米10年債利回り 1.325% +0.037、為替 110.34円/ドル
NY原油 66.48 −1.80、CME225 27,890円 +30

□ テクニカル・チェック : NYダウは反落ながら10日線への下値抵抗感により「持ち合いによる〜日柄調整上値模索トレンド」優位の形状。米10年債利回りは3月以降の高値を結んだレジスタンスライン際まで上昇し、“潮目の変化”を示唆。※ 現時点では「米金利上昇→NY株高→日本株高」の相関関係を売買戦略の前提とするのは時期尚早。

CME225は10日線に下値抵抗を示しながら20日線をも上回ってきたため、(今週の展望で触れたように)買い方優位の趨勢が本命視されます。

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□ 本日の展望 : 強含み ± 先物需給
連休前の日経先物(27,840円)に対して小幅上昇で返ってきたCME225なりの買い優勢の展開をベースとしながら、週初要因や国内コロナ感染拡大に絡めた先物需給を加減した推移へ。

<< 主な企業決算 >>
8/10(火)ザラ場中:3774 IIJ、4631 DIC、引け後:7013 IHI、1963 日揮、4004 昭和電工、4082 第一稀元素、4586 メドレックス、5108 ブリヂストン、5233 太平洋セメント、5301 東海カーボン、6728 アルバック、7746 岡本硝子、9517 イーレックス、9984 ソフトバンク、3902 MDV、4651 サニックス、9449 GMO、6378 木村化工機

★ 本日の戦略 : ポジション調整 → ‘潮目の変化’への備え!
日本株を巡る需給環境は良化しつつあるものの、決算シーズン中の個別株の売買難易度の高さも踏まえれば、フルポジションの買いや弱テクニカル銘柄の塩漬けはリスク過多。よって、売却予定銘柄に関しては目先のリバウンド局面にてポジション縮小を計る他、手仕舞い条件の徹底、決算目前銘柄のポジション縮小など脇を締めたスタンスを継続。

その上で、日経平均のリバウンド余地の高まりや来週からの決算シーズン明けによる“物色の正常化”を念頭に的を絞った押し目買い・上昇時の売りすぎ注意による軽めの強気度アップを計っていきたいところ。

★☆Sラボ銘柄は昨日の戦略を踏襲。本日からは、現在の☆★Sラボ銘柄で手薄になっているクラウド・DX関連から、☆ 好業績・低単価銘柄の仕込みに着手!

【ウォッチ銘柄】

△▼ 6324 ハーモニックドライブ
22年3月期経常益予想を67億円から95億円に上方修正。売り買い双方でケア。チャームケア(6062)、CARTA(3688)、日本一(3851)、シダックス(4837)、小野建設(7414)、高周波熱錬(5976)、FUJI(6134)、ソディック(6143)なども同様。

△ 7944 ローランド
6月中間期経常益は前年同期比3.18倍、通期進捗率は70%超えの好内容。割り切り対象でケア。AIメカテック(6227)、那須電機(5922)、フルヤ金属(7826)、イノテック(9880)なども同様。

△ 9909 愛光電気
現経営者サイドによる2,360円でのMBOを発表。先週末終値は1,875円。

△ 4180 Appier
6月に☆スポット銘柄として取り組んだように、AI・DX関連でのポテンシャルは上位とみています。決算を好感した先週末の急騰した後も、割り切り対象のみならず押し目買いスイング狙いとしても注目。立ち位置が近しい41●●も決算を意識しながら。

    (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『 完璧さよりも実行性を追求した戦略デザイン! 』


では 本日もよろしくお願いします!

 
  
  

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※ 本日中にお手続きいただいた方には、スタート期間を前倒しして(ご入金確認次第)ID・パスワードをお送りさせていただきます。
   
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