本日の日経平均は狭いレンジでの持ち合いの末に続落。27,900円台半ばでは連日のNY株高や直近の騰勢による押し目買い需要が下支えとなった一方、28,100円手前水準では週末のポジション整理や国内新型コロナ感染拡大が重石に。東証主力株は売り優勢。6098 リクルートが1銘柄で日経平均を60円超下支えした他、9107 川崎汽船、5411 JFE、5406 神戸製鋼が堅調に推移。中小型株は好決算銘柄や一部のマネーゲーム銘柄を除いて概ね軟調。マザーズ指数は一時7月以降の安値水準まで下落し、10日線をレジスタンスラインとするテクニカル不安を継続。

日経平均 27,977円 −37、Topix 1,956 +2
225先物(9月限)27,990円、為替 110.39円/ドル
NYダウ先物 35,403ドル +1

big (13)

■ 後記「27,000円台前半は下方オーバーシュート」、「米10年債利回りの反転がもたらす日経先物の需給改善余地」を中心に、主要企業の好業績やテクニカル良化気配などに触れながら買い優勢の展開を予想した今週の日経平均は、想定レンジ(27,600〜28,400円)内でしっかりと推移。来週は米中マクロ指標や国内コロナ感染動向に絡めた乱高下も予想されますが、趨勢としての押し目買い優位の地合いは継続すると見込まれます。

個別株動向に関しては、懸念してきた決算シーズンなりの難解な相場つきとなりましたが、来週火曜以降は“物色の正常化”が期待されるだけに、「急がば回れ」スタンスで★ IHI(7013)、★ SBI(8473)での土台固めを継続しつつ、☆ スポット銘柄での短期回転狙いにも本腰を入れていく予定です。

では 今週もお疲れさまでした。

がんばれニッポン!☆

   
   


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