ユミルリンク(4372)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(950円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

ユミルリンク(4372)の上場日は9月22日(水)で、コアコンセプト・テクノロジー(4371)シンプレクス・ホールディングス(4373)3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

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なお、このユミルリンク(4372)のIPO申し込み期間は9月3日(金)~9月9日(木)となっており、ここからは他のIPO銘柄との申し込み期間が被りまくっているため、資金管理に注意する必要があります。

ユミルリンク(4372)のIPO(新規上場)初値予想

ユミルリンク(4372)のIPO(新規上場)初値予想

ユミルリンク(4372)のIPO想定価格は950円となっているため、現時点では公募価格の2.1倍~2.6倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。ただし今の地合いのままでは遠く及ばない可能性もあることはあらかじめご了承下さい。

このユミルリンク(4372)のIPO仮条件は明後日9月1日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

ユミルリンク(4372)の事業内容はメッセージングプラットホーム事業ということで、自社製品となるメール配信システム「Cuenote(キューノート)」シリーズをSaaS形式及びオンプレミス形式にて提供している、IPO市場では鉄板で人気化しやすいSaaS案件となります。

このユミルリンク(4372)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

ユミルリンク(4372)の公開規模はIPO想定価格ベース(950円)で13.9億円と10億円超えとなるものの規模的に東証マザーズ市場への上場としてはまだ小型サイズの範囲となるため特に荷もたれ感を感じる水準ではありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて12,760枚とやや多めにあります。

上述の通りユミルリンク(4372)の事業内容はメッセージングプラットホームの運営となりますが、平たく言えばメール配信システムの提供となります。すでに競合他社が多数存在することから、事業自体には新規性はありませんが、SaaS関連となることから人気は高まりやすいかもしれません。

主力商材となるメール配信システム「Cuenote(キューノート)」シリーズは大量かつ高速というを売りにしており、ビジネス環境下でのSMS(ショートメッセージサービス)や自治体や学校などの安否確認などにも利用されています。

東証マザーズ市場への上場で公開規模はIPO想定価格(950円)ベースで13.9億円と荷もたれ感はありません。しかしながら上場日はこのユミルリンク(4372)とコアコンセプト・テクノロジー(4371)とシンプレクス・ホールディングス(4373)と3社同日上場、かつ今の悪い地合いとなると人気の高まりやすいSaaS関連とはいえ、資金が集まるのかどうか不安しかありません。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ユミルリンク13.9億円東証マザーズ野村證券
コアコンセプト・テクノロジー14.2億円東証マザーズ大和証券
シンプレクス・ホールディングス335.7億円東証一部SMBC日興証券
みずほ証券

上記同日上場3社の中には上場市場が違うものの、公開規模300億円超えの迫力あるIPOも混ざっています。市場が異なることから参加者そのものが違うとは思いますが、もし資金食い合いにでもなれば公募割れまでは無いにしても初値上昇率はかなり鈍るかもしれません。

いずれにしても8月のIPOを見ている限りでは今のところIPO地合いの回復の兆しは見えません。この9月は6月のIPOラッシュ(消化試合)よりもさらに悪い環境が待っている雰囲気です。なので慎重に参加スタンスを決める必要があり、いつものようにA級銘柄やB級銘柄は何でもイケイケというスタイルで挑むとケガをする可能性さえもありそうです。

よってとりあえず管理人の個人的なこのユミルリンク(4372)のIPO参加スタンスは基本的には全力申し込みで行く予定ですが、仮に9月第1号及び第2号IPOとなるモビルス(4370)やメディア総研(9242)がコケるようなことになれば、改めて再考する必要があります。

ただIPO主幹事は野村證券で今回のユミルリンク(4372)の単価はIPO想定価格ベースで1,000円未満となっているため、IPO当選は200株1セットでの配分となっています。ただでさえ当選困難な上に200株1セット配分となるとさらに厳しい結果となりそうです^^;

ユミルリンク(4372)IPO野村證券200株1セット配分

ユミルリンク(4372)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのユミルリンク(4372)のIPO株(公募株及び売り出し株)12,760枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村ネット&コール主幹事11,740枚92.0%
SBI証券510枚4.0%
SMBC日興証券255枚2.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券255枚2.0%
auカブコム証券委託幹事?枚?%
LINE証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,914枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、200株1セット配分で可能性は下がるとはいえ、やはりIPO主幹事である野村證券は外せません。あとはもうどんぐりの背比べとなりますが、新証券で委託幹事(裏幹事)となるLINE証券にはいまだ期待してしまうところがあります^^;

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<追記>
ユミルリンク(4372)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:950円
IPO仮条件:950円~1,000円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は13.9億円~14.6億円となりました。

<追記>
ユミルリンク(4372)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,500円~1,700円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに大幅に下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についても地合い回復の兆しが見えないため、ひとまずA級評価からB級評価に格下げとさせて頂きますが、IPO参加スタンスについては引き続き全力申し込みで変更はありません。

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