おはようございます。

昨日のNY株式市場は反落。朝方発表されたマクロ指標は8月雇用統計における非農業部門の雇用者増(前月比+23.5万人、市場予想+72.8万人)、8月ISM非製造業景気指数(前月64.1→61.7)がともに冴えない内容となったことで売り優勢でスタート。35,200ドル台では「景況感の悪化によるFRBのテーパリングピッチの鈍化」思惑が下支えとなり、10時以降は36,300ドル台後半から36,400ドル台序盤の持ち合いに移行。ナスダックはGAFAMが小幅に上昇した他、エヌビディア、セールスフォースが買われ、小幅ながら3日連続で過去最高値を更新。

NYダウ 35,369ドル −74、ナスダック 15,363 +32
米10年債利回り 1.324% +0.030、為替 109.70円/ドル
NY原油 69.25 −0.74、日経先物 29,580円 +420

【主な政治経済イベント】
9/6  (月)NY休場
9/7  (火)中国8月貿易収支
9/8  (水)米ベージュブック
9/9  (木)中国8月消費者物価、ECB理事会
9/10(金)米8月生産者物価

■ NY株展望 : 35,000ドル台前半の持ち合い

6月半ばから顕著となった“米国買い”を背景とするトリプル高(米債券・NY株・ドル)トレンドは7月末で終了。8月前半以降は巻き戻しによる債券安(金利上昇)、ドル安が進展しているように、NY株においてもポジション調整圧力が上値の重石となりやすい環境となっています。

big (11)

月初の重要マクロ指標の通過により目立ったイベントも予定されていないため、35,000〜35,600ドルをコアレンジとするボックス相場をベースとしながら、FRBの金融政策に対する思惑・債券需給の変化を加減した推移が本線。

木曜のECB理事会においては現状維持による無風通過が本命視されますが、(観念主義なECBの悪癖により)金融緩和の縮小に触れるようなら、短期的かつ世界的な株式市場の調整局面入りも念頭に。

〜(略)〜

 (会員サークルより >>Sラボ参加案内

来週の日本株展望はこちらで明日午前中の更新予定です

週末も応援よろしくです!☆
   
  

来週の売買戦略は15時配信のメルマガをチェック!

     
mglogo_c3