10月に大型IPOの登場です。吸収金額で2000億弱、時価総額でも4500億程度になります。吸収金額が1000億を超えるのは、なんと2018年上場のソフトバンク以来です。久しぶりの大型上場どうなるでしょうか？
ヘルスケア機器の製造販売になります。血糖値測定システムなど糖尿病関連に強みですね。世界的にみてヘルスケアでは糖尿病は一大問題の一つです。パナソニック・三洋電機の流れをくみます。PHCのPはPanasonicですか・・・。
想定価格は3,700円。主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券とＳＭＢＣ日興証券の共同主幹事です。吸収金額が想定価格ベースで約1976億円で、東証1部上場の大型案件ですね。
もともとはパナソニックグループのヘルスケア事業から来ていますが、M&Aなどを繰り返し総合ヘルスケアソリューション業として世界に広がっています。
2014年に筆頭ファンドのKKRが資本参加、2021年にLCAが株主参加、そしてすぐにイグジットIPOとなります。大量のストック・オプションが2014年から断続的に発行されていますが、2021年の1円ストック・オプションの駆け込みは流石に目に付きます。
一方で業績の伸びは好調で、コロナ禍でヘルスケアへの関心の高まりも強まっていることから上場時期としては資金が集まりやすいと判断したのかもしれません。ただ、IPO地合いが微妙ですので初値視点では、じっくり需要観測などを見て決めたいと思います。
グローバルオファリングで予定では海外分が国内より若干多く割り当てられそうです。海外の機関投資家などの意向などが十分反映された仮条件になりそうで、想定価格3,700円というのを見ると、4000円より下で配って初値で4,000円に出来るか勝負みたいに進めたいのかなと感じますね。
久しぶりの超大型案件です。しかも結構値がさ株、ブックビル期間は9月期末を挟みますが終了日が10月5日ですので資金繰り的には期末に必要な資金が戻ると見られますので、なんとかなるでしょうか？出来れば初値で1枚あたり1万円以上のおひねりが出るような状況になって欲しいですね。
主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券とＳＭＢＣ日興証券の共同主幹事タッグです。大型案件になると出てくる三菱UFJモルガン・スタンレー証券ですね。グローバルオファリングなどを考えると、なんとかしてくれそうな気もしますね。
ＳＭＢＣ日興証券は9月から大型案件をいくつか出しています。どれか貰えそうな雰囲気ですが、後は初値次第ですね。
「三菱UFJモルガン・スタンレー証券→auカブコム証券」は今回は注目です。それなりの枚数が回ると思うので、プラスになると思えばauカブコム証券から当選ゲット、お小遣いゲットできるかもしれません。
9月に続いて10月も参戦できそうなIPO登場ということで楽しみですね。少しづつでもいいので初値プラスを軽く継続して多くの方にプラスになるような状況になって欲しいです。
大型案件が1枚あたり1万程度の初値プラススタート、もしくは上場後すぐにプラスに乗るぐらいでIPOが緩やかに地合いを好転して欲しいところです。日経3万超えのような大型株が良い流れだと東証1部上場銘柄にとっては追い風になりそうです。
初値予想もお願い致します。