【勘流雑感】
 連休明けのNYダウは大幅に続落。雇用情勢が示した景気回復速度の鈍化が嫌気され、チャート付きは保ち合いからの下放れ懸念を高めている。日本株は新政権への期待を大義名分とする堅調な流れが続いているが、もう一段の米株安に際しては調整を余儀なくされよう。その場合、自然体での29,500円近辺まで下落、トレンド陰転における29,000円割れに警戒したい。

 もっとも、投資家としての中止すべきは日経平均の値位置の変化よりも、材料株物色がどの程度盛り上がるか。昨日のマザーズ市場にて商い10億円超えが33銘柄もあったように、日経平均の29,500円近辺までの下落であれば材料株物色は継続するとみている。ただし、29,000円近辺まで売り込まれる場合には現在の好需給が逆回転するリスクに注意。

 さすれば、本日の先物も開店休業による日米株の傍観を継続。チャートに明確な傷が入るのを待って売り参戦を図られたい。個別に関しては先週までの斜に構えた強気から、多めの余力確保による仮想ショートで対処。新規買い要員が極端に減っているが、今は無駄打ちを避けた形勢判断に徹するが上策。

【勘流銘柄】
□ 6315 TOWA
8/31 2,678円より  9/6 2,967円 +289 10%高
8月のコンセンサスに反して超低金利が持続するとの見方から、ハイテク企業が脚光を浴びている。国内においても特異の技術を有する企業へのリスクマネー回帰は自然な流れ。8/6の第1四半期決算では経常益が前年同期比9.5倍、通期も2.3倍の急回復、高成長を示しているが、未だ11倍台のPERが見直されるは必然。本日も2,7●0円までを耽々と買い戻す。ココナラ<4176>もサロン提唱戦術を邁進。

■ 3891 ニッポン高度紙
8/25 3,270円より  9/6 3,490円 +220 6%高
前回は7/7から8/3までの期間で、前々回は5月下旬から6月序盤までの期間でともに20%高を達成かつ売り抜けもスムーズにこなした。8月中旬の下落過程においてもディーラー連中の買い意欲は継続しており、政治要因が絡む今週は勝負の週となろう。メドレー<4480>は一時距離を置く。

────────────────────
【GS銘柄】
おはようございます。

地球温暖化を否定するは咎のようなご時世ですが、今夏の東京は酷暑日が少なく、気が付けばあっという間に秋に突入。そもそも、地球の寒暖は一定周期で変化するため、EVをはじめとする脱炭素が整った2050年ころには寒冷化を迎えている可能性もありそうです。その場合、数年前と同じように太陽光発電システムは軒並み無用の長物に?

この辺は後世に委ねるとしても、現在の「脱炭素社会」は完全無欠の進路ではなく、あくまでも財閥によって仕組まれた投資対象、金融テーマの一つとしてみておくのが良さそうです。

◎ GS銘柄についてはウエスト<1407>が昨日5600円にて上昇率24%、大気圏に突入。昨日のアマゾンと三菱商事<8058>の太陽光発電に関する提携により、今日もさらに上値を伸ばしてきそうです。全体的には、勘助氏と同様に短期的には買いリスクをとる価値の低い相場と考えていますので、少なくとも今日までは直近の3銘柄(ウエスト、3600番台の2銘柄)メインの対応していきましょう!

◎ 36●●番台銘柄
8/30 1,569円  9/7 1,680円 +111 7%高
今月からスタートしたデジタル庁関連としての出直り期待。注目度の高いITBOOK<1447>、チェンジ<3962>に比べたPER面での割安さも魅力。昨日の動意を踏まえて、今日からは1,5●0円前後までを強気に。

銘柄はこちらをチェック!
  ↓  ↓  ↓


新メンバーさん募集中! お盆明けから勘助氏とGSにて提唱銘柄は6銘柄連続10%高 → 上記■ニッポン高度紙、◎3600番台 → 勘助氏のTOWAと展開。外資勢と国内ディラーさんたちの意気込みからは、まだまだ材料株にチャンスがありそうです!

「GS・勘助」参加概要はこちらをご覧ください
 ↓   ↓