本日の日経平均は大幅反落。今月前半の上方オーバーシュートの反動に加えて、中国恒大の破綻リスクに起因する前日のNY株暴落を嫌って軟調に寄り付くと、香港株の下げ渋りやNY株先物の反発を受けた先物での売り方の買い戻しが下支えとなったものの、今晩のFOMCを前に安値買い機運は盛り上がらず、引けにかけては29,900円を挟んで軟調に推移。

東証主力株はほぼ全面安。9984 ソフトバンク、9983 ファストリ、8035 東京エレク、6367 ダイキン、6954 ファナック、2413 エムスリーの6銘柄で日経平均を約300円押し下げる構図。中小型株も主役クラスを中心に幅広く売りが優勢。

日経平均 29,839円 −660、Topix 2,064 −35
225先物(9月限)29,760円、為替 109.57円/ドル
NYダウ先物 34,075ドル +241

big (8)

【ウォッチ銘柄】
△ 6533 オーケストラ
21年12月期経常益予想を8.65億円から11.24億円に上方修正。今日の地合い悪でも好決算銘柄は素直に買われただけに、割り切り対象でケア。

△ 5333 日本碍子
9月中間配当予想を23円から30円、3月期末配当を25円から30円に上方修正。(将来への投資よりも株主還元を重視する企業に魅力も将来性もなく)東証主力株は当面は地合いなりの推移が予想されるだけに、観賞用でケア。

■ 後記 : 以下の3項目を軸に、市場環境の明確な不透明感・不確実性に対応したディフェンス重視策を継続。

(1)早売り・買いそびれはOK! : 下振れ序盤の日経平均の弱テクニカル、高値掴み後の急落にて増幅している(戻り)売りバイアスと市場マインドの冷え込みへの対応を優先。

すなわち、即時リバウンド基調入りを警戒した「早売りリスク、買いそびれリスク」よりも、『高値掴みリスク、売りそびれリスク』への警戒を重視。

(2)乱局での損切りも計画的に! : 感情の赴くままの撤退策は今後の攻撃にも影響するだけに、手仕舞いに際してもマーケットを直視。テクニカルの強弱、含み損の大小などを基準に売却予定銘柄と優先順位を決断したら、(A)即時ポジション縮小、(B)売却条件を設定、(C)買い増し後の戻り売りなどに分類・対応。

〜(略)〜

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では 本日もお疲れさまでした。

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