おはようございます。
昨日のNY株式市場は大幅反落。米議会における繋ぎ予算を巡る(恒例の)与野党の確執により、10月以降の政府財源リスクが意識されて「債券売り(金利上昇)・株式売り」のネガティブトレードが進展。14時台に34,254ドル(−614)まで下落すると、引けにかけての戻りも限定的に。経済指標は、9月CB消費者信頼感指数がコンセンサスを下回った一方、8月ケースシラー住宅価格指数が前年比で大幅に伸びる強弱マチマチの結果に。
ナスダックは大幅続落。長期金利の上昇を嫌気してハイテク株を中心とするグロース株が軟調に推移。
昨日のNY株式市場は大幅反落。米議会における繋ぎ予算を巡る(恒例の)与野党の確執により、10月以降の政府財源リスクが意識されて「債券売り(金利上昇)・株式売り」のネガティブトレードが進展。14時台に34,254ドル(−614)まで下落すると、引けにかけての戻りも限定的に。経済指標は、9月CB消費者信頼感指数がコンセンサスを下回った一方、8月ケースシラー住宅価格指数が前年比で大幅に伸びる強弱マチマチの結果に。
ナスダックは大幅続落。長期金利の上昇を嫌気してハイテク株を中心とするグロース株が軟調に推移。
NYダウ 34,299ドル −569、ナスダック 14,546 −423
米10年債利回り 1.546% −0.062、為替 111.50円/ドル
□ 本日の展望 : 軟調 ± 中間期末期初の特殊需給
NYタイムの日経先物にサヤ寄せした急落スタート後、引けにかけても自民党総裁選の結果待ち(決選投票の結果は15:30ごろ判明予定)による実需筋の様子見ムード、テクニカル悪化による市場マインドの軟化などを重石とする軟調地合いが本線。想定レンジは29,500〜29,800円。中間期末期初の特殊需給の売り傾斜と先物での仕掛け売りが重複する場合には29,000円台前半までの下振れに警戒。
★ 本日の戦略 : ターゲットを絞った小口逆張り!
昨日のNY株急落の主要因となった「米債務上限問題」に関しては、先週の中国恒大ショックと同様に短期的なマイナス要因となる可能性が高いため、本日の急落局面は ☆ 日経レバ(1570)を中心とするターゲットを絞った買い向かいスタンスで臨みたいところ。
ただし、中間期末期初の特殊需給による不透明感の高さ、短期間で二度目の急落による市場マインドの「打たれ弱さ」を踏まえれば、3割程度の余力維持はそのままに、手仕舞い条件の徹底による「強引な勝負を回避」イメージで臨んでください。