本日の日経平均は続落。先週1週間で約1,500円もの下落による自律反発機運の高まり、先週末のNY株高を背景に寄り付き早々に29,046円(+274)まで上昇。しかし、下半期入りや週初の特殊需給の売り傾斜により9時半ごろに前日比マイナス圏に突入すると、11時ごろには28,343円(−427)まで急落。引けにかけては売り方の買い戻しが下支えとなったものの、28,500円台では戻り売りに上値を抑えられる展開に。

東証主力株は高安マチマチ。8035 東京エレク、6954 ファナック、9984 ソフトバンク、6857 アドバンテスト、2413 エムスリー、4901 富士フィルムの6銘柄で日経平均を200円程度押し下げる構図。中小型株はIPOの一角や好材料銘柄を除いて概ね軟調。

日経平均 28,444円 −326、Topix 1,973 −12
225先物(12月限)28,230円、為替 111.04円/ドル
NYダウ先物 34,190ドル +23

big (4)

【 ウォッチ銘柄 】 
△ 4361 川口化学
21年1月期9か月累積経常益の通期予想に対する進捗率はほぼ100%。また、期末配当予想を30円から50円に上方修正。割り切り買い対象でケア。

△ 3936 グローバルウェイ
本日の日経続落に対する底堅さが内部需給の良化を窺わせます。割り切り値幅狙いで継続注視。

■ 後記 : 現在の軟調地合いは中間期末・期初の需給調整が主要因であり、今週前半にも底打ちの可能性が高いとの見方に変わりはないため、明日も下落局面での投げ売りは最小限にとどめ、☆ 日経レバ(1570)を中心にお気持ちの許す範囲で買い向かいたいところ。
一方、日経平均の28,700円付近から29,000円レンジの上値抵抗感、個別全般の打たれ弱さ & 物色意欲の低下を踏まえれば、リバウンド局面ではポジション縮小による体勢の建て直しへ。

※ ポジション全体での早売りと売りそびれの双方を回避すべく、「持ち株の売買条件の分散」も意識。例:持ち株Aは現値から5%高水準で半数売却、Bは5日線付近で3分の1、Cは現値から3%高を小口買い増し後に一段高で売却 etc
  
    (会員サークルより 
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では 本日もお疲れさまでした。

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