下げた時の楽しみ方 | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

日経平均株価が高値から1割も下がり、その挙げ句に622円も下がった日に「冒険教育」とかって記事書いても、共感はあまり得られなかったかもしれませんね。
けど、数年後にこの記事を読む人もいますので、まぁタイミングとか考えずに忘れないうちに記事にしている次第です。

仮にリーマンショックが東日本大震災で計測された最大震度7クラスだとしたら、この程度の下げなんて、震度3〜4程度です。
「意外と揺れたね」って感じでしょうか?
数年経ったら、「そんな事、あったっけ?」くらいの話です。

短期トレードでは、「これだけ急な上げと下げで、Wで儲けるチャンスがあったのに…。」って心がザワつくことでしょうが、長期投資家にとっては、まぁ、日常です。

問題はここからさらに下げが加速して、歴史に名を残す〇〇ショック級になるかどうか、みたいな話なんでしょうが、私の場合は、そういう事はあまり考えない事にしています。

先月発売の会社四季報で見つけたいくつかの有望株の中に、いい感じに下げてきたのがあるので、そいつをそろそろ打診買いしようかなぁ等と思案中です。

菅さん引退に伴う上げにはほとんど参加せず、下げにだけは付き合ってくれてる奇特な株があるんですね。

ただ、最近は動きが激しいので、「ボチボチ買い集めるか?」等と、のんびりやってると、どれほども買えないうちにすっ飛んでいくケースもありますから、正に悩みどころです。

安ければ安いほど、その後の上昇は大きくなるわけですから、できる限り底値に近い水準で買うのが理想ではありますが、あまりに欲張るとチャンスを失ってしまいます。

クワガタが飛び立ってしまっては、もう捕まえるのは難しいので、そこにオトクな状態でとまっているなら、今、素手で捕まえるのが一番簡単なんですよね〜。

そんなことをアレやコレやと考えている時が、結局一番楽しいわけで、下げたら下げたで楽しみを残しておくのが重要です。