おはようございます。

昨日のNY株式市場は荒い値動きの末に続伸。欧州市場でのエネルギー市況の上昇がインフレ懸念を高めて軟調に寄り付くと、10時ごろには33,854ドル(−459)まで下落。しかし、債務上限問題を巡る野党の共和党上の「連邦政府の債務上限を一時的に停止する」提案、プーチン露大統領による欧州向け天然ガス供給の拡大示唆に伴うエネルギー市況の落ち着きなどを好感して14時台に前日終値水準まで切り返すと、引けにかけてもしっかりと推移。朝方発表された9月ADP雇用報告は、民間部門の雇用増(56.8万人)が市場予想(42.8万人)を上回り、潜在的な株価の下支え要因に。ナスダックもGAFAM、エヌビディア、AMDが買われて続伸。

NYダウ 34,416ドル +102、ナスダック 14,501 +68
米10年債利回り 1.527% −0.003、為替 111.41円/ドル
NY原油 77.43 −1.50、日経先物 27,690円 +280

big (26)

□ 本日の展望 : リバウンド優位も波乱含み

NYタイムの日経先物高に追随した反発スタート後、直近の軟勢と明日の米雇用統計を意識して実需筋の積極的な売買が見送れらる中、連日同様に先物での売り方動向次第の波乱含みの展開へ。想定レンジは27,400〜28,000円

★ 本日の戦略 : 下方オーバーシュートを粘り強く対処!

NY株・日経先物ともに長い下ヒゲが底打ち期待を高めているものの、強気度アップは時期尚早。保有銘柄数の絞り込み、持ち株内で売買戦略の分散による体勢の建て直しを優先したいところ。※ 売買戦略の分散:持ち株A・Bともに反発初期を買い増し → Aは5日線、Bは10日線をメドに一部売却、C・Dは一時的に買い増しをストップ → Cは目先の手仕舞いを優先、Dは数週間のホールドの意気込みで対処 etc

連日同様の先物での仕掛け売りによる下振れに際しては、「現況での27,000円水準は下方オーバーシュート」を念頭に、投げ売りは最小限にとどめ、お気持ちの許す範囲で買い増すイメージにて毅然と対処したいところ。

〇 3998 すららネット:調整局面は腰を据えて臨みつつ、続伸時は2,200円台を中心に一部売却後、売り値の2,3%下値をメドに買い直しへ。

〇 1570 日経レバ:15,000円以下は丹念に買い増しながら、15,000円台後半があれば3分の1程度を売却 → 売却値から200〜300円程度下値を目安に買い直しを計るスタンスで。

〜(略)〜

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では 本日もよろしくお願いします!
   
  

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