おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸。テクニカル要因(前日の下ヒゲ陽線)、週間新規失業保険申請者件数が示した労働市場の改善、米与野党による「12月上旬までの米連邦政府の債務上限拡大」合意によるデフォルト(債務不履行)リスクの軽減などを背景に堅調に寄り付くと、10時台には34,975ドル(+558)まで急騰。引けにかけては戻り売りに押されたものの、テクニカルは終値での10日線上抜けや低水準でのMACD陽転などにより底打ち気配を強める格好。ユナイテッドヘルス、キャタピラー、ホームデポ、ナイキなどが指数高を牽引。ナスダックも3日続伸。

NYダウ 34,754ドル +337、ナスダック 14,654 +152
米10年債利回り 1.574% +0.051、為替 111.60円/ドル
NY原油 78.30 +0.87、日経先物 28,060円 +240

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□ 本日の展望 : リバウンド優勢± 週末需給

NYタイムの日経先物高に追随した堅調スタート後、引けにかけては売り方の買い戻しが下支えとなる一方、週末リスクや今晩の米雇用統計後の混乱を意識したポジション整理が上値の重石となる方向感の乏しい流れが本線。想定レンジは27,700〜28,200円。リスクシナリオとしては、今週月曜・水曜と同様の「NY株高を好感した朝高後、引けにかけて軟調に推移」に警戒

★ 本日の戦略 : 指値注文で思考を止めず!

直近の最大のマイナス要因とされてきた米債務条件問題が短期的な解決を見ただけに、「過度の下振れ警戒」は解除。今晩の米雇用統計に起因する急激な需給悪化を回避できれば、来週は28,000円台前半をコアレンジとするしっかりとした展開が期待されます。

よって、寄りからのリバウンド局面ではストレス玉の一部縮小とともに、継続予定銘柄に関しても事前指値にて一部売却 → 押し目買い直しによる買値引き下げを計る方針で臨んでください。※ ホールド癖による思考停止を回避すべく、入りそうにない価格 or 極少数でもよいので指値を入れる事が重要!

〜(略)〜

〇 1570 日経レバ 
本日のリバウンド局面は15,●00円超えを目安に3分の1程度を売却 → 売却値から200〜300円程度下値を目安に買い直しを計るスタンスで臨んでください。

☆ 水曜からのスポット銘柄
今年のノーベル物理学賞は(欧米金融資本が希望する脱炭素ビジネスへの権威付けを目的に)地球温暖化予測・気候モデル開発研究が受賞。短期リカバーを計りたいディーラー筋にとって“環境関連”は格好のターゲットとなりそうです。

太陽光発電関連や水素関連など選択肢は多岐に渡り、流動性が高い銘柄群の9月以降の推移はほぼ同一なため、レノバ、イーレックスなどに回るのも妙手と判断しますが、8月安値を割り込んでいない ≒ テクニカルの損傷が小さいこちらを選択。水曜830円台から参戦中。本日も押しがあれば丹念に・・・!

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『 悩んだら3日後、3週間後から逆算!』

では 本日もよろしくお願いします! 

☆ 水曜からのスポット銘柄は間もなくこちらで公開!