フロンティア(4250)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(910円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

フロンティア(4250)の上場日は11月1日(月)単独上場、上場市場は福岡証券取引所の新興市場となるQ-Board市場への上場で、IPO主幹事はエイチ・エス証券となっております。

なお、このフロンティア(4250)のIPO申し込み期間は10月13日(水)~10月19日(火)となっており、CINC(4378)とIPOの申し込み期間が被りますが、申し込み時期を少し遅らせれば、回避することが可能です。そもそもエイチ・エス証券は前受け金不要なので、資金の心配はIPO当選してから考えれば良いかもしれませんね^^;

フロンティア(4250)のIPO(新規上場)初値予想

フロンティア(4250)のIPO(新規上場)初値予想

フロンティア(4250)のIPO想定価格は910円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.6倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値評価については地方上場(福証Q-Board)ということから弱めD級評価に設定させて頂いております。ただしこの評価には直前のIPO地合いなどは考慮されておりませんので、あらかじめご了承下さい。

このフロンティア(4250)のIPO仮条件は本日10月11日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

フロンティア(4250)の事業内容は自動車部品等の企画・輸入販売事業ということで、主力は後付け自動車パーツのファブレスメーカー(自社工場を持たない)と特に新規性の無い地味な業態となることからIPO市場では人気化するような業態ではありません。

このフロンティア(4250)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

フロンティア(4250)の公開規模はIPO想定価格ベース(910円)で1.0億円と規模的には超小型サイズで荷もたれ感はありませんが、上場市場が地方市場の福証Q-Board市場への上場となることから油断はできません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて1,000枚しか無いため希少性はあります。

上述の通りフロンティア(4250)の事業内容は多岐にわたりますが、主力は後付け自動車パーツメーカーと地味で新規性は無く、投資妙味に欠けますが、一方で吸収金額は1.0億円と極少で需給妙味はあります。

とは言うものの上場市場は福岡証券取引所の新興市場Q-Board市場ということで、株式市場のメイン市場となる東京証券取引所ではなく地方市場(福岡証券取引所)となる点は資金流入という面で大きなハンデとなります。

先月9月13日(月)単独上場で同じ福証Q-Board市場に上場したGeolocation Technology(4018)はIPO市場では鉄板の人気業態となるSaaS関連銘柄であったにも関わらず初値買いに入った資金はわずか1.6億円程度という結果。東証マザーズ上場なら多少地合いが悪くても少なくとも10.0億円は行くレベル?かと考えられます。

人気業態でさえもこの程度の初値買い資金しか集めることができない市場(地方市場)なので、今回のこのフロンティア(4250)のような自動車部品メーカーという将来性の見えにくい地味な案件となると、さらに資金流入期待は乏しく、初値はより一層の苦戦を強いられるのではないでしょうか。

過去の流れからTOKYO PRO Market市場から福証Q-Board市場への鞍替え上場ということに対するネガティブ要因は無さそうですが、やはり事業内容が成長性の見えにくい業態ということから流動性も含めて初値買いを敬遠される投資家も多そうで、初値買い資金は1.0億円を超えるのも厳しいような雰囲気がします。

加えてIPOの環境もいまだ回復の兆しが見えません。政権が代わってからは中国恒大集団問題も相まってIPO市場どころか株式市場全体も不安定です。現在の不安定な市況が続いていれば無難にスルーが正解かもしれませんね。

よって管理人の個人的なこのフロンティア(4250)のIPO参加スタンスは消極的参加で、とりあえずIPO主幹事で前受け金不要のエイチ・エス証券IPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券と2社からのみの参加で行く予定です。

フロンティア(4250)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのフロンティア(4250)のIPO株(公募株及び売り出し株)1,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
エイチ・エス証券(主幹事800枚80.0%
SBI証券60枚6.0%
岡三証券40枚4.0%
西日本シティTT証券30枚3.0%
藍澤證券30枚3.0%
ひろぎん証券20枚2.0%
FFG証券10枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選10枚1.0%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が150枚あります。

元々のIPO株数が少ないため、IPO主幹事となるエイチ・エス証券以外でのIPO当選は絶望的ですね。A級銘柄であれば必死に食らいつきたいところですが、評価的には微妙案件となるため、個人的にはエイチ・エス証券SBI証券以外はパスとなりそうです。

<追記>
フロンティア(4250)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:910円
IPO仮条件:830円~930円

IPO想定価格が最上限を下回る強気でも弱気でもない微妙なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は0.9億円~1.0億円となりました。

<追記>
フロンティア(4250)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,100円~1,300円

IPO仮条件は強気とも弱気ともとれない微妙な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限は上ブレで上限は下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続きエイチ・エス証券SBI証券の2社からのみの参加で変更はありません。

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