リスク志向でなく機会志向を目指す | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

たまたま読んだNET記事で、ピーター・ドラッガーの言葉が目に飛び込んできました。

(成功する起業家は)リスク志向ではない。機会志向である。


コレ、長期投資家としても言えることです。

よく見るグラフに、横軸にリスクを縦軸にリターンを並べて、リスクが高いとリターンも高く、リスクが低いとリターンも低い説明がありますよね。(下の資料のポイント2)

https://www.jsda.or.jp/jikan/lesson3/ 


これを持って金融資産は何を買っても極端に勝てる事はなく、もしそういう人がいたとしたら、運が良かっただけ。と説明します。


しかし、それはリスクとリターンの関係であって、機会とリターンの関係ではありません。


私達は、野球でいえば、敵が甘い球を投げてきた時はホームランを打てる確率が高まり、厳しい球はホームランが少ない、といった議論をしたいのです。


チャンスが高まるとリターンも高まり、チャンスが小さくなるとリターンも小さくなる。

これはリスクとリターンの関係とは別軸で成り立つ関係です。


尚、私が考えるVE投資では、単に株価だけ見て、下がったら買い、上がったら売り、みたいな話ではなく、株価と企業の実力を比較し、その差が大きくなった時を機会と見なすのです。