トライブ 人を動かす5つの原則


優れたリーダーがいれば、
どんな組織でも成果を出すことが
できるのでしょうか?



会社の組織というのは、
一定人数の集団の集まりです。


それぞれの組織、つまり集団には
異なる人間がいて、その役割は
まったく同じではありえません。


けれども10年を費やした24組織、
24000人の調査を行ったところ、
相違点より共通点が多いことが、
明らかになりました。


それだけではなく、、、


その共通点を知って、
その共通点にぴったり合った
対応をしなければ、


優れた社長やリーダーでさえも、
その組織で成果をあげることができないこと
ことがわかりました。


そして、その共通点を持つそれぞれの集団は、
「トライブ(種族、集団」と呼ばれます。


1つのトライブは20人から150人の
1つの集団であり、第1~第5までの
5段階に分類できます。


人を動かす5つの原則
トライブ
P36より
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トライブにはそれぞれそのトライブを
支配する文化が存在するが、
それを1~5の段階で示すことができる。


第5段階が最も望ましいレベルだ。
第5段階の文化は必ず第4段階の文化より
もすぐれており、第4段階は必ず第3段階を
しのぐというように、ステージには
順序が存在する。


人やグループは一度に1段階しか
移動することができない。


そして第1段階から第2段階に上がるための
基準は、第2段階から第3段階へ
進む時とは同じではない。


各ステージにはその先へ進むための
ステージ特有の働きかけのポイントがある。


いわゆる「丸太小屋的マネジメント本」に見られる
「共通の原理」のほとんどは実はひとつの
ステージでしか機能しない。


ゆえに、ほかのステージで使おうとすると
失敗してしまうのだ。


トライブが企業内で最強の車だとしたら、
文化はそのエンジンである。


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小さな企業は
20人から150人のトライブ(集団)であり、
大企業は、そんなトライブの集まりに
すぎません。


なので、この原則はすべての企業に
当てはまります。


各文化ステージには
特定の共通点があります。


これは人々が用いる言葉と、
同じトライブ内の他者に向けられる
観察可能な行動から判定できます。


言葉と行動はほぼどんな時でも
完全な相関関係にあります。


非常に 多くの人が同じ文化ステージで
働いていることで、そこには一種独特の
雰囲気が生まれるからです。


まずはあなたの職場グループでその雰囲気を
感じ取ることが大切です。

そうすることで共通する文化を
理解できるようになります。


各ステージの特徴の一部を挙げると、、、


1のステージの文化は「人生は最低だ」と
絶望的な雰囲気です。

2のステージの文化は「私の人生は最低だ」と
無気力な犠牲者の雰囲気です。

3のステージの文化は
「私はすばらしいが(が、あなたはだめだ)と
孤独な戦士の雰囲気です。

4のステージの文化は
「私たちはすばらしい(が、彼らはだめだ)」
といった自分のトライブ(集団)
に対する誇りがある状態です。

5のステージの文化は
「人生はすばらしい」といった
純粋な好奇心で、自分の可能性と
競い合っています。


このように各ステージでは、
文化や雰囲気がまったく違っています。

なので、まずはあなたの組織がどのステージに
あるかを判断してみてください。

そして、もしあまり良くないステージにあると
感じるなら、

今すぐに彼らへの働きかけのやり方を
変えてください。


そうしなければ、、、


あなたの会社やチームは
いつまでたっても成果を上ることが
できないということです。


P.S.
あなたの組織が5つのステージのどこに入るか?


また、あなたの会社や組織が今のステージから
さらに上のステージに上がって、成果の高い
利益率の高い組織にするためには、
具体的にどんなことをすればいいのか?

について、

もっと詳しく知りたければ、
こちらを必ずチェックしてみてください

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