ひふみプラスは設定来リターンが優秀なアクティブファンド

ひふみプラス

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ひふみプラスとは

ひふみプラスは比較的低コストで運用できる国内株アクティブファンドです。

「ひふみ投信」という直接販売型のファンドを、一般の証券会社でも購入可能にしました。
ですので運用の中身としては、「ひふみ投信」と同じものになります。

中小型の個別銘柄を投資対象にしており、成長を狙って高いリターンを得ることを目標にしています。

設定来のリターンがTOPIXを上回っており優秀な部類に入るアクティブ型のファンドです。

ひふみプラスの詳細

ファンド分類 日本株式アクティブ型
つみたてNISA 対象ファンド
ベンチマーク TOPIX(配当込)
購入時手数料 無料
信託報酬 年0.98%(税抜)(500億円まで)
年0.88%(税抜)(500~1,000億円まで)
年0.78%(税抜)(1,000億円i以上)
決算日 年1回(9/30)
純資産総額 5,096億円
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド形式
資産構成 国内株式…76.31%
海外株式…13.13%
現金等…9.49%

組入銘柄数…255銘柄
運用会社 レオス・キャピタルワークス株式会社

信託報酬はインデックスファンドに比べると割高ですが、設定来のパフォーマンスがインデックスを上回っていますので、投資する価値があるアクティブファンドとなります。

ひふみプラスの運用方針

またひふみプラスの運用方針は、実際に投資対象とする中小企業に足を運び徹底的なリサーチを行ったうえで、成長企業を発掘していく運用スタイルを取っています。

データでは知ることのできない生の声・姿を見ることで、将来成長する見込みがあるか判断を行っています。

市場別比率

市場 比率
東証一部 69.09%
東証二部 1.35%
マザーズ 4.19%
JASDAQ 1.67%
海外株 14.20%
現金など 9.49%

ベンチマークで設定されているのは「TOPIX(東証1部全銘柄)」ですが、東証二部や新興市場のマザーズなど、TOPIX対象銘柄以外にも投資を行っています。

2017年から海外株にも投資を行っており、以前は全体2.5%で維持されていましたが、現在は14%超まで増加しています。
また国内株も新興銘柄の比率が高くなっています。

組入業種

市場 比率
情報・通信業 14.74%
その他海外株 14.20%
電気機器 11.50%
サービス業 8.09%
建設業 6.61%
機械 5.84%
小売業 5.76%
化学 4.57%
卸売業 4.28%

在宅勤務や工場自動化等のコロナ需要を見据えて、情報・通信株の比率が増加しています。

組入銘柄紹介

銘柄 業種 比率
東京センチュリー その他金融業 2.10%
ショーボンドHD 建設業 1.93%
OLLIE’S BARGAIN OUTLET HOLDINGS その他海外株 1.48%
協和エクシオ 建設業 1.47%
NETFLIX その他海外株 1.35%
ダイフク 機械 1.33%
Microsoft その他海外株 1.33%
SHIFT 情報・通信業 1.30%
アンリツ 電気機器 1.25%
ミライト・ホールディングス 建設業 1.22%

2017年6月の運用から、マイクロソフト・アマゾンなどの米国株が投資銘柄に追加されています。
現在はアマゾンを投資対象から外しており、代わりにネットフリックスやディスカウント小売チェーンのオリーズ・バーゲン・アウトレットを追加しています。

オリンピック関連のショーボンドや自動倉庫のダイフクなど、注目テーマに分散投資されていることがわかります。

もはや国内株式アクティブファンドではなくなっていますが、より大きなリターンを目指して運用されていることがわかります。

利回り・運用成績は?

ひふみプラス ニッセイTOPIX
1ヶ月 -1.53% -4.02%
3ヶ月 +9.87% +2.31%
6ヶ月 +2.81% -10.03%
1年 +8.48% -2.08%
3年(年率) +5.32% -0.45%
5年(年率) +8.08% -0.04%
設定来 +309.05%

※2020年7月末時点

ベンチマークが同じのニッセイTOPIXインデックスファンドと成績を比較したところ。全ての期間で大きくアウトパフォーマンスしていました。
ただ現在は海外にも多く投資しているため、参考程度にしておきましょう。

あと純資産総額の最近の伸びには驚きですね。
純資産総額による信託報酬割引の後押しもあって、まさに垂直と言えるほど急上昇しております。

現在はさらに上昇して、5,000億円を超えております。

分配金は?

分配金は今まで出しておりませんので効率よく運用が行えております。
このまま分配金を出さずに運用を続けてもらいたいですね。

実質コストは?

決算年度
(対象期間)
実質コスト
2018年
(2018/10/2~2019/9/30)
1.15
2018年
(2017/10/3~2018/10/1)
1.24
2017年
(2016/10/1~2017/10/2)
1.26
2016年
(2015/10/1~2016/9/30)
1.26

2019年9月の決算にて提出された運用報告書によると、実質掛かったコストは前年より少し低い年1.15%となっております。
少しずつではありますが、2年連続で実質コスト削減となっていることが評価できます。

海外市場にも投資を行っている

最高投資責任者である藤野 英人氏が答えたあるインタビューによると、今後海外市場への投資も検討しているとのことです。
国内大型株の代替手段として、米国等の大型株を組み入れる可能性があることを発言しています。

【追記】
2017年6月の運用から、実際に米国株に対して投資が行われております。
世界株式分散投資が行われているファンドに様変わりしています。

個人投資家の評判は?

ひふみプラスのまとめ

個人投資家にも人気が高く、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016」にて第6位と、2年連続で入賞を果たしました。
2017年に入りメディアなどに続々と紹介がされて、さらに注目が増しています。

ひふみプラスは「資産を守りながらふやす運用」をコンセプトにしていますので、株価が下落傾向の時にも、全体の資産を減らさないように運用が工夫されています。

さらに米国株を中心とした海外株にも積極的に投資を行っており、国際分散投資も行えるファンドとなっています。

分析もしっかりと行ったうえで、成長期待銘柄に投資していますので、今後のパフォーマンスにも注目しましょう。
海外株を含む国内型アクティブファンドでは、間違いなく一番手におすすめできるファンドです。

ひふみプラスを購入できるおすすめ会社

ひふみプラスは多くの会社で取扱いが行われており、SBI証券マネックス証券楽天証券カブドットコム証券GMOクリック証券岡三オンライン証券イオン銀行などで購入できます。

国内有数の優良アクティブファンド!ひふみ投信の評判と詳細
ひふみ投信は、レオス・キャピタルワークスが運用する2008年開始の国内株アクティブファンドとなります。 設定来リターンがTOPIXを上回る成績を残していますので、アクティブファンドでは数少ない投資価値のあるファンドと言えるでしょう。
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