ひとくふう日本株式ファンドはひとくふうシリーズの1つで2016年3月に運用開始の国内株式型アクティブファンドです。
ノーロード投資信託でアクティブファンドでは、信託報酬が非常に低いことが大きな特徴となっています。
ひとくふう日本株式ファンドの詳細
参考指数 | JPX日経インデックス400(配当込み) |
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購入手数料 | 無料 |
信託報酬 | 年0.25%(税別) |
基準価額 | 12,807円 |
純資産総額 | 1.27億円 |
決算日 | 年1回(3/3) |
信託財産留保額 | なし |
償還日 | 無期限 |
資産構成 | 株式現物…97.8% 株式先物など…0% 短期金融商品など…2.2% |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
運用会社 | 大和住銀投信投資顧問 |
ひとくふう日本株式ファンドの特徴
ひとくふう日本株式ファンドは、価格変動リスクを抑えることで投資効率を高め、市場平均よりも大きなリターンを目指して運用されています。
JPX日経インデックス400を参考指数としていますがベンチマークとしては設定されておりません。
※JPX日経インデックス400とは東京証券取引所に上場している全銘柄のうち、時価総額や流動性・利益などが一定の水準を満たした「投資魅力の高い」400銘柄のことです。
信託報酬が年0.25%と、アクティブファンドとして非常に低いコストで投資が可能です。
高いコストを払うだけという、アクティブファンドのイメージを払拭する成績に期待したいですね。
組入業種など
組入銘柄
東証一部の大型株を中心に構成されています。
現在は約100銘柄に投資しています。
利回り・運用成績は
期間 | ファンド | ニッセイTOPIX |
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1か月 | -2.82% | -4.02% |
3か月 | +4.14% | +2.31% |
6か月 | -6.18% | -10.03% | 1年 | +1.92% | -2.08% | 3年(年率) | +1.06% | -0.45% |
設定来 | +20.38% | – |
年次 | ファンド | ニッセイTOPIX |
---|---|---|
2019年 | +12.61% | +17.94% |
2018年 | -10.43% | -16.11% |
2017年 | +20.82% | +21.93% |
※2020年7月末時点
TOPIXをベンチマークとするニッセイTOPIXインデックスファンドと成績の比較をしてみました。
おおむねインデックスファンドを上回るパフォーマンスを残せており、アクティブファンドとして最低限の働きを見せています。
分配金
期間 | 分配金 |
---|---|
2017年3月 | 0円 |
今まで一度も分配金は出されず、今後も効率的な運用が期待できます。
実質コストは?
決算年度 (対象期間) |
実質コスト |
---|---|
2019年 (2019/3/5~2020/3/3) |
0.294% |
2018年 (2018/3/6~2019/3/4) |
0.300% |
2017年 (2017/3/4~2018/3/5) |
0.293% |
2016年 (2016/3/4~2017/3/3) |
0.310% |
2020年03月の決算にて提出された報告書によると、実質コストは年0.294%となっています。
前年よりコスト削減に成功しており、信託報酬ともそれほど差がありません。
アクティブ運用にしては優秀な部類と言えるでしょう。
個人投資家の評判は?
ひとくふう日本株式はどうでしょ?
低ボラ運用、比較的低コスト。銘柄の分散もそれなり。総資産額が少ないので償還リスクと常に隣り合わせなのが懸念ですが。— ヤマモト2nd (@8mo010) 2018年8月17日
ひとくふう日本株式、低ボラで均等配分なんで私も最注目ファンドの一つなんですが、ここまで不人気、というか興味すら持たれてないとは…。寂しいです。
— ヤマモト2nd (@8mo010) 2017年1月24日
ひとくふう日本株式ファンドの評価
本ファンドはアクティブ運用のファンドとなりますが、インデックスファンドと並ぶ低いコストで運用可能ですので、ポートフォリオの一部であれば追加しても面白いかもしれません。
「JPX日経インデックス400」を参考指数とするアクティブファンドは数少ないことも、本ファンドを選択肢とするメリットと言えます。
上昇相場には上手く乗れませんでしたが、下落相場には上手く対応しています。
今後の運用パフォーマンスにも期待しましょう。
ひとくふう日本株式ファンドを購入できる会社はこちら
購入できる主な会社は、SBI証券、楽天証券、GMOクリック証券、松井証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券となります。