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今日の東京市場は、取引開始前にトランプ大統領が米国内経済人トップとの会談で大型の景気刺激策を匂わす発言をしたことを先取りし大幅高となった。日経平均は471.26円高となり週末としては上出来の引け味だった。

日本株が米国大統領の発言にこれほどまでに反応する姿を見せつけられると、裏を返せばその発言次第簡単に下に振れるということか。それとも、米国経済の拡大から金利上昇を読み、円高圧力が薄れると読んだのか。

週末のニュ−スは日米首脳会談に一本かぶりだろう。米国でも西側首脳との会談と言うことで注目度は高まるはずだ。かつてオバマ時代は首脳会談後の共同記者会見がないといった扱いを受けた経験を持つ安倍首相である。

今回は共同記者会見がセットされている。注目を集めること自体が目的となる選挙演説とは異なり、外国要人を横にしての「政治家」「プレジデント」としてのスピ−チ内容とともに風格が求められる。同時に安倍首相の「ゴマすり」にも評価が下される瞬間でもある。会見予定は日本時間11日の午前3時となっている。
(3664)モブキャスト・・・・9日の業績発表での赤字幅縮小を好感。持ち前の仕手性を発揮し一気のストップ高。
(5301)東海カ−ボン・・・・往年の仕手材料株もこのところ相場の圏外が続いていた。予想外の大幅増益も、今日は日経平均の大幅高が後押しした。来週は売り方が本格参戦してくるだろう。

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