ニッセイ外国株式インデックスファンドは投信ブロガーに最も評価の高いインデックスファンド

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、2013年12月に運用開始された先進国株式インデックスファンドです。

2016/11/22より信託報酬の引き下げが行われて、先進国株式インデックスファンドとしては最もコストが安いファンドとなりました。

【追記】
2019年6月27日をもって、信託報酬年0.189%から年0.0999%に引き下げが行われております。
2020年2月21日より年0.0930%に、再度の信託報酬引き下げが実施されました。

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ニッセイ外国株式インデックスファンドの詳細

投資対象 先進国株式
ベンチマーク MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)
購入手数料 無料
つみたてNISA 〇:対象ファンド
最低積立額 100円から
信託報酬 年0.0930%(税別)
純資産総額 約1,381億円
決算日 年1回(11/20)
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド方式
資産配分 株式など:99.9%
現金、その他:0.1%
運用会社 ニッセイ・アセットマネジメント株式会社

ニッセイ外国株式インデックスファンドの特徴

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)をベンチマークとしているインデックスファンドです。
2020年2月21日付で信託報酬改定が実施され、年0.0930%に変更されています。

日本を除く先進国22カ国の株式に、1%を切る非常に低いコストで国際分散投資できる時代になりました。
今後も信託報酬のさらなる価格競争となるのか注目です。

投資家から高い評価

開催年 順位
2018年 2位
2017年 2位
2016年 1位
2015年 1位
2014年 1位

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」で1位を獲得し、3年連続の首位となりました。
また「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」でも2位を獲得し、5年連続でトップ3に選出されています。
投信ブロガーの方に、長い間高い支持を受け続けていることがわかりますね。

信託報酬引き下げの実績(過去4回)が多いことが特に評価されています。

組入地域・業種

先進国である米国・イギリス・フランスなどに投資を行っています。
米国の比率が半分以上占めておりますので、アメリカ経済に大きく影響を受けることになります。

組入銘柄

銘柄 業種 比率
アップル 情報技術 2.3%
マイクロソフト 情報技術 1.6%
アマゾン・ドット・コム 一般消費財・サービス 1.2%
フェイスブック 情報技術 1.2%
ジョンソン・エンド・ジョンソン ヘルスケア 1.0%
エクソンモービル エネルギー 1.0%
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 金融 1.0%
アルファベット(C) 情報技術 0.9%
アルファベット(A) エネルギー 0.8%
ネスレ 生活必需品 0.8%

組入比率を見ますと、好調な経済成長が続いている米国株重視のファンドと言えます。
投資先には「アップル」、「マイクロソフト」など、世界を代表する名だたる企業が名を連ねています。

現在は全1316銘柄で構成されています。

利回り・運用成績は

期間 ファンド ベンチマーク
1か月 +3.2% +3.2%
3か月 +0.7% +0.7%
6か月 +2.1% +2.0%
1年 -3.1% -3.2%
3年 +44.6% +44.7%
設定来 +58.9% +59.9%

※2019年9月末時点

年次 ファンド
2018年 -11.09%
2017年 18.6%
2016年 2.7%
2015年 -1.6%
2014年 22.6%

パフォーマンスですが、ここ一年ではほぼ配当込指数と連動していることが評価できますね。
2016年は、トランプショック時の為替変動に伴う連動ミスが発生した原因で、一時的に乖離率が大きくなりましたが、年間を通してみるとほぼ同じパフォーマンスで着地しました。

純資産の推移

純資産
2017年12月 約760億円
2017年6月 約530億円
2016年12月 約390億円
2016年6月 約250億円

純資産は、設定時から右肩上がりで推移しております。
設定時は1億円にも満たない資産でスタートしましたので、現在まで4年もかからず500億円に到達したことに驚きです。

現在は1,000億円以上まで増えており、今後も増加の勢いは止まりそうにないでしょう。

実質コストは

決算年度
(対象期間)
実質コスト
2018年
(2017/11/21~2018/11/20)
0.269%
2017年
(2016/11/21~2017/11/20)
0.29%
2016年
(2015/11/21~2016/11/20)
0.29%

2018年11月で提出された運用報告書にて判明した実質コストは、年0.269%でした。
昨年までのコストと比較すると、やや改善されていることがわかります。

投資初心者の方はそこまで気にする必要はないかと思われますが、長期運用の場合わずかな保有コスト差でも大きくリターンが削られてしまいます。
より効率よく運用を行っていくには、少しでも低い実質コストのファンドに乗り換えていく方が良い結果を生み出すことでしょう。

分配金はなし

分配金なしで運用されていますので効率的に運用が行われています。

競合ファンドとの比較

今年に入り、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスという信託報酬が最安で並ぶ、ライバルファンドが出現しました。
しかも、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの方は、純資産増加に伴う、信託報酬引き下げがされていきますので、実質的な最安ファンドと言えます。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの方も、過去に何度も引き下げを行っていることから、生き残りをかけた熾烈な低コスト競争がはじまりそうですね。
両者の今後のパフォーマンスと、実質コストにも注目です。

また本ファンドは、先進国株式をメインとした投資を行っておりますので、新興国株式も合わせて投資を行いたい方は、iFree 新興国株式インデックスなどの新興国株式インデックスファンドと、組み合わせて投資を行っていくと良いでしょう。

インデックスに物足りなさを感じて、アクティブ要素を組み入れたファンドに投資をしたい方は、ひとくふう先進国株式ファンドなどのアクティブファンドに投資するのもありでしょう。
ただパフォーマンスの波の荒さから、長期投資には利用しない方が賢明です。

iDeCo(イデコ)取り扱いは?

取り扱い金融機関 競合ファンド
SBI証券
(セレクトプラン)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
SBI・全世界株式インデックス・ファンド
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

個人確定拠出年金はSBI証券のみ扱っています。
セレクトプランでは他にも個々の投資スタイルにあった様々なファンドを提供しています。

個人投資家の評判は?

ニッセイ外国株式インデックスファンドの評価

設定来から人気が根強く、純資産残高が順調に大きく積み上がっています。
今後信託報酬が低いファンドが登場したとしても、また引き下げの期待ができますので保有者は簡単には解約しないと思われます。

事実3年連続で信託報酬コストの引き下げを実施しており、投資家からの信頼は高くなっています。

先進国株式インデックスファンドとしては、今も尚おすすめできるファンドとなりますので、世界の先進国に分散投資したい方は迷わずポートフォリオの一つに組み入れるのを検討しましょう。

ニッセイ外国株式インデックスファンドを購入できる会社はこちら

購入可能な会社は下記となります。

販売会社 SBI証券楽天証券GMOクリック証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券岡三オンライン証券
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