勝てないトレーダーの割合は9割以上。
これを分かってるようで分かってない人が少なくないんですよねぇ。
インジケーターで最もメジャーで多くのトレーダーが使っているのが移動平均線。
通称MA。
これを使った最もメジャーな手法がグランビルの法則。
詳しくはググってください。
例えば、その中でのゴールデンクロス。
ほとんどのトレーダーが知っていて使ったことのある買いのタイミングです。
これ、勝てるときもあれば負けるときもある買いのタイミングなんです。
勝率５０％の手法なんです。
分かります？
最もメジャーな手法の勝率が５０％なんです。
でも、勝ち続けてるトレーダーは1割未満なんです。
使ってるトレーダーが多くて勝率５０％なら、勝ってるトレーダーも半分ぐらい存在しててもいいはずなのでは。
でも、1割未満なんです。
こうなるとグランビルの法則を上手く活用できるできないという問題じゃないんですよ。
移動平均線を使うという行為そのものに問題があるんですよ。
これは他のインジケーターでも同じです。
単純な因果論なんですよ。
もし、インジケーターで勝てるなら、
多くのトレーダーがインジケーターを使っている＝勝ってるトレーダーが多い
になるはずなんです。
でも実際は、勝ってるトレーダーが少ないんです。
因果論が成立しないんです。
水を飲むからトイレに行きたくなる。
これが因果論なんです。
原因があるから結果があるんです。
多くのトレーダーがインジケーターを使っているから勝っているトレーダーが少ない。
って考えるほうが理論的なんですよ。
トレードの常識は勝てないトレーダーの常識なんです。
当たり前のように語られるインジケーターの必勝法。
これが勝てない常識だといつ気づけるか。
これに気づくことができれば見える世界は大きく変わりますからね。
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