【中山記念】結論
『傾向』
2016 12.2-11.5-11.6 36.5-34.9
2015 12.5-12.2-12.0 37.5-36.1
2014 12.4-11.9-12.3 37.3-36.9
2013 12.1-11.3-12.4 36.2-37.3
2012 12.0-11.4-12.3 36.0-37.0

例年のラップ構成は上記の通り。
馬場の巧拙問われる例年の流れから昨年は一変、後半スピードが重要視された特異な結果に終わった。
それも例年なら勝ち切れるレベルにあったリアルスティールをさらに上回るドゥラメンテ、アンビシャスの存在が、レベルをさらに引き上げたことに他ならぬ。
ドゥラメンテ中山記念


中間ラップからかなり厳しい時計を要求されるのも特徴の一つ。
前半から締まったレースを展開するだけでなく、後半もバテずに持久力が問われる。
非常にハイレベルな一戦を展開している例年の当レース、後の好走馬が世界で飛躍する理由も頷ける。

『結論◎アンビシャス』
焦点は昨年好走実績のあるアンビシャスvsリアルスティール。
ある程度流れて後半5Fトータルで速い時計を使うアンビシャス。
良馬場なら常に自分の時計を使えるタイプで大崩れがあったのは宝塚記念のみ。

昨年、毎日王冠好走も前年同様の時計水準で走ったものでこの馬の課題はやはり流れ一つ。
余りにも遅い流れでは自身の末脚を発揮できず、そういった流れでは先行するか上りが掛る馬場でなければならないのがこの馬の辛いところ。
アンビシャス2017中山記念


ただ、当レースは中山競馬場と上りが掛る上に、例年流れやすいペース。
アンビシャスにとってはこれ以上ない展開になることは容易であり前年同様のクオリティを保てるならこれを本命にせざるを得ないところ。

一方のリアルスティールはどちらかと言えば、中距離志向が強く長距離もこなせすバランサー。
前半ガンガン飛ばす競馬では自身の持ち味を発揮できず、溜めに溜めて末脚を発揮するタイプ。
器用さも持ち合わせているが、本質はやはり末脚を活かせる展開向き。
それを踏まえれば例年の流れとは合わず、昨年も3着と後れを取ったのも頷ける。
今年、前年よりもスローペースで流れればチャンスもあるが・・・?


注目株はやはりヴィブロス。
昨年の秋華賞はアッと驚く末脚を見せ、GⅠ初V。
その後半5Fはトータルで見れば歴代でも傑出した数字で、牡馬相手でも十二分に渡り合える可能性を感じさせた。昨年水準並みに走れそうなラップ構成で走った秋華賞はそれほど好印象。
まだまだ成長余地のありそうなタイプで、秋華賞後は無理をさせなかったのも良い。


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