新興市場への資金流入が本日もまだ続いていますが、トランプ政権の人事問題や国内外の反発でNYダウの勢いが後退した際の資金の動きには注意が必要です。

年始から好調に利益を重ねてきたファンドや大口投資家が利益確定(またはリスク回避)の動きを見せた際に反動を受けるのはJASDAQやマザーズの新興市場です。税制改革案の提示前にこのような相場環境となった場合に「買い場である」と判断するか「逃げ場である」と判断するを私投資家は相場環境から見極める必要があります。

私どもからご紹介している銘柄の中で、明日に「仕込み時から大幅に上昇している銘柄」の(一時的な)手仕舞いが見受けられた場合は逃げ場に対する警戒意識の強さを表しているので、それらの動きを見て「トランプショック」に対する警戒レベルを測ることが重要になります。

まずは今晩と明日の日米の動きに注目していきたいと思います。

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それでは、今日のレポートです。 
 
【日経平均】   19,107.47円(-176.07
【マザーズ指数】 1,059.28円(+2.60
 
【日経平均の動向予想】東京銘柄の明日の予想レンジ:18,750円 - 19,200円 
トランプ政権の人事が一向に落ち着かない状況をリスクと感じた投資家が円買いに動いたことでドル円は一時119円台まで割り込み、日経平均もリスク回避売りで下落する相場に。28日夜に控えた上下両院合同本会議でのトランプ大統領の初演説は「税制改革を含めた政策の枠組みをより具体的に定義する場」となるだけに曖昧な法案策や具体性を欠く政策方針を示した場合のリスク警戒が強まっております。トランプ新政権のハネムーム期間を後押し続ける日米の金融業界も、今回の演説で期待が裏切られた場合はスタンスを変えざるを得ないため、大幅下落のリスク管理が必要となります。トランプ政権への逆風が続く中での落胆による下落は長期化することも考えられるため、現状は様子見戦略を取ることが得策であり、明日もリスク回避の下落は避けられない状況にあります。


【本日5%以上の上昇をしたディーラー銘柄】 
http://blog.livedoor.jp/meigara_tokyo/archives/14138168.html

◆3928 マイネット
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
前日終値:3,430円
始  値:3,490円  
安  値:3,470円 
本日高値:3,755円
最大上昇率:8.2% 
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◆8704 トレイダーズ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
前日終値:178円
始  値:181円  
安  値:178円 
本日高値:188円
最大上昇率:5.6% 
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今後も弊社サービスに変わらぬご愛顧を賜りますよう 宜しくお願い申し上げます。

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