おはようございます。

昨日から開催された中国全人代のポイントは、2017年の実質成長率の6.5%前後への引き下げ、軍備拡張による海洋進出の加速、台湾・香港の独立拒否、保護主義や国内マネーゲームへの警戒感など。概して対米意識の高まりと国内経済のクールダウンに重点を置くものとなり、マーケットにとってはプラス要素の少ない内容となっています。

よって、本日の日本市場は直近高値圏で持ち合う流れが本命視されます。本線。想定レンジは19,300〜19,600円。(今週の展望はこちら

★ 本日の戦略 : ドル円睨みのスロースタート!
中国全人代にサプライズはなく、ドル円も114円前後での推移が想定されますので、本日は一定の余力を残しつつ、ターゲットを絞って19,200〜19,000円水準までを買い下がるスタンスで臨みたいところ。

ポートフォリオ戦略に関しては、数か月スパンや過度の即転狙いは必要最小限に留め、東証主力・準主力株でのスイング狙いを軸としながら、中小型株へと派生するのが正攻法となりそうです。

※ 今週の戦略は昨日のメルマガの内容を踏襲。

【最近のツイッターより】
・ 中国全人代は 景気浮揚よりもトランプ政権に対抗すべく軍備拡張を重視した印象。核ミサイルを保有しうる北朝鮮は戦場としにくく、南シナ海はフィリピンの出方に不透明感が強いため、台湾や尖閣周辺、中国沿岸など東シナ海海戦もリアルシナリオとして要注意。

・ イエレンFRB議長は海外リスク後退+国内景気好調を理由に3月利上げに言及。。。GDP+2%未満でも好調?欧州での極右勢力の膨張でもリスク後退?疑問も残りますが、「混乱必至の4月のフランス大統領選前に利上げしてしまいたい」と考えれば納得。イエレン発言で、年3回の利上げがコンセンサスとなっていますが、今年は今回(3月FOMC)の1回止まりもありえそうです。

・ トランプ氏が従来主張通りに国境税を設定すれば、日経平均はまたたまく間に1000円下落の可能性も。今のところ市場は見て見ぬふり。

※ 目先の株価動向に関係性の低い or 皆様の決断の障害となりうる事案については、ツイッター(t_soeta)・Facebook(Tomohiro Soeta)でつぶやいています。両者の内容はほぼ一緒ですが、投資家さんとして使い勝手の良さを希望される場合はツイッターがおススメ。

□ アカウント作成方法
ツイッター : https://twitter.com/にアクセス → 名前・ペンネーム、メールアドレス、パスワードを入力 → 登録完了。ご自身のツイッター画面で「t_soeta」を検索 → フォロー。

『 相手の持ち駒を確認しながら! 』

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